コミックエッセイ:夫婦・子育ていまむかし

実はすごいことなんです! 江戸の日本の識字率は世界一だった…その理由とは?【夫婦・子育ていまむかし Vol.8】


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その背景は仏教教育でした。
平安時代から、お寺は教育の場でもあり、当時は貴族の子弟、そして中世には武士たちも通うようになり、江戸時代になり藩政治が安定してくると各藩ごとに藩士の教育が始まります。

では庶民は? というと…。

戦国時代から江戸幕府の安定までの間に多くの大名や藩が取り潰され、浪人と呼ばれるどこにも属さない武士が大量に町に溢れました。武士として持つ能力を職業にして生き残る術の一つが、寺子屋と呼ばれる庶民の子どもたち向けの教育の場でした。(今で言うと、雇い主の会社が無くなったので得意分野でフリーランス起業するみたいな感じですね)。

この寺子屋のおかげで、地域差はあるものの多くの庶民の子が『読み・書き・そろばん』という基礎的な教育を受けることができたんです。

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ということは…
もしも、日本の政治がずっと貴族だけのものだったら…?

もしかしたら教育は近世までヨーロッパのように上流階級に限定され、国民全体の識字率が高く文化文芸が盛んな時代はもっと後だったかもしれませんね。

でも…面白いと思いませんか?
他の国と比較するとシャイで対人コミュニケーションが控えめな日本人ですが、昔から、おしゃれな言葉遊びや洒落の効いたコミュニケーションは好きだった…。

そういうワタシ自身も対人コミュニケーション超絶苦手です(笑)
もしかしたら連歌でやりとりした方が盛り上がれるのかもしれません…(コミュ障仲間大募集)。

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