コミックエッセイ:育児に遅れと混乱が生じてる !!

目覚めろ! はぐくめ! 想像力! 私が子育てをして変わったこと【育児に遅れと混乱が生じてる !! Vol.63】


それは、子どもの問題に疑問を感じても、相手の子の人格や存在を否定することは言わないということ。
女の子を育てたことがないので女子の人間関係はちょっと自信がないのですが、小学生低学年男子は今のところ日によって人間関係が良好だったり不調だったりバラつきがあるみたい。(我が家だけ?)

「昨日はなかよく遊べたけど、今日はささいなことでしょっちゅうぶつかっちゃった!」とか。
母も息子から1日の報告があるとそれに一喜一憂したくなりつい「こうしたほうがいいんじゃない?」と交友関係を円滑にするためおせっかいを焼きたくなるのだが、話は聞いても母の私情は持ち込まないようにしている。

でも私も人間である。
どうしても息子からの話で意見を言いたかったり疑問があったりした場合は、息子の人間関係に絶対関係ない人にぼやいている。
息子全く関係ない私の友人とか。(いつもありがとうございます)

とにかく息子の人間関係に、母の私情を
息子に聞かせない! 悟られない! 話さない!!

とはいえもし息子にアドバイスを求められたり、助けを求められたりしたときはどうしたらいいんだろう?

でも息子からアドバイスを求められたときや助けを求められたときはどうする…?
そこで、本を読んで相手の気持ちを想像するトレーニングに…! 自叙伝もいい!
子育てをしてもうひとつ変わったことがある。
本を読むようになった。

小説はオムニバス形式の物語だと登場人物の絡みからそれぞれの感情が見えたり、「この場面でこの人はこう思ってたのか!」なんて現実世界では絶対に見えない他人の腹の内が見えたり。
そうすると自分が今対面している人にも当たり前に感情があり、問題が起きたとしたらそこまでにはいろいろな経緯があると想像できる。
自分にはない考えや感情を学べ、視野を広げる訓練になっております。

あとは憧れの人の自叙伝。
現実に生きている人の考えや出来事をダイレクトに感じられるので、自分がこれからどう生きたいかとか、息子にこんな気持ちを学んでほしいなっていう教科書になります。

自己啓発本は自分がせっかちな性格ですぐに「やってみたい!」ってなっちゃうから、私にはあまり向いておらず。
すぐ実践する方法よりポジティブに頭に蓄えられるほうがいいな、ってことで私は自叙伝派です。

読書が苦手な方は小説の代わりにドラマでもいいし、自叙伝の代わりに「この人素敵だな」って人が話しているユー●ューブなど動画でもいいと思う。
私も言葉のチョイスや考え方が好きで見ている方がいらっしゃいます。

と、子育てをして変わったことをまとめると
「人と接するときに想像力をふくらませるようになった」
だろうか。

産前はいかにできてなかったか、思い知らされますね。

私の人生まだ長いので、今学べて本当によかった。
息子が生まれてもうすぐ8年、子育てを通じて私自身も育てられているなぁと思う。

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