子育て情報『「学校に行きたくない」にどう対応する? 親が身につけたいスキルとは』

「学校に行きたくない」にどう対応する? 親が身につけたいスキルとは

五月病も心配される時期、わが子が突然「学校に行きたくない」と言い始めるかも?そのときあなたならどうしますか?
あんふぁんママに聞きました。

目次

・いつ?どうして?
・さまざまな形で出てくる子どものサイン
・理由は?どうやって聞き出す?
・実際に学校を休ませた?
・学校・担任に相談=親の心の安定と余裕にも

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いつ?どうして?

今回のアンケートは156人の読者が回答。そのうち「学校に行きたくない」と言われたことがあるママ89名に聞いたところ、子どもが言い始めたタイミングは「新入学」が38%、「学期が変わるタイミング」18%、「クラス替え」13%、「その他」28%。理由に「座学が苦痛」「母子分離が難しい」。幼児教育から小学校への転換期「新入学」は、乗り越えなければならない壁が多くあるよう。その他「連休や長期休み明け」に行きたくなくなることも。子どもも大人と同じように休み明けはストレスを抱えやすいようです。

学校アンケート1


さまざまな形で出てくる子どものサイン

「学校に行きたがらなくなる前に、どのような兆候や行動がありましたか?」と聞いてみたところ、「笑顔がなくなり暗くなる」「朝、起きてこなくなる」「泣くことが多くなる」という回答が多くみられました。この他には腹痛や吐き気、微熱や発疹などの身体的症状が現れたり、「朝の準備に時間がかかる」「ワガママを言いはじめる」といったさまざまな形でサインが出ているよう。逆に「兆候はなかった、気づかなかった」が30%、子どもの様子に気づかず、突然の子どもの発言に親が戸惑うことも少なくありません。
実は著者自身も、新入学のタイミングで同様の悩みを抱えた一人です。前日の朝まできちんと起床し準備をしていた子が、その日の朝は布団から出てこなかった・・・「うそ!?どうして?」と、一瞬動揺したのを覚えています。
学校アンケート3-1


理由は?どうやって聞き出す?

「学校に行きたくないという理由は?」の回答で多かったのが「友だちとのトラブル」37%。「先生の言葉に傷ついた」7%も見逃せない理由のひとつ。先生には傷つける意図がなかったとしても、受け取る子どもによっては大きく響くことも。子どもといえどもプライドがあり、大人の言葉が許せないこともあります。そんなときは子どもの話をしっかり聞いて気持ちを受け止め、「嫌な気持ちになったのね。でも先生も人間だから間違うこともあるよ」(れんこんさん)とやり過ごすのも一つの方法かも。
8割以上のママが“行きたくない理由”を知ることができているようですが、ではどうやってその理由を聞き出したのでしょう?
「『ママに聞いてほしいことある?相談にのるよ』とやさしく聞いた」

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