パスポート写真が家で撮れる?! 簡単、お得なスマホ撮影術
夏休みに家族で海外旅行の計画を立てているみなさん、パスポートの準備はできていますか?子どものパスポート申請で意外に面倒なのが、パスポート写真。街頭のスピード写真は椅子の調整が難しく、子どもの目線がなかなか合わない。スタジオ撮影は金額もかさむし、行って泣かれでもしたら大変!でも大丈夫、スマホやタブレットがあれば、自宅で簡単にパスポート写真が撮れるのです!
まずは簡単に手順を紹介します。
1、アプリをダウンロード
2、スマホで写真を撮影、保存
3、アプリの指示に合わせて、“位置調整”で顔の位置を調整、“サイズ選択”でパスポートサイズを選び保存
※撮影した写真(上)を、青と赤の点線に合わせながら拡大していくと、下の写真になる。
4、ネットプリントのアプリから、プリント予約
5、控えた予約番号を持ち、コンビニのコピー機にてプリント
※このような形で保存されたデータが、L判にプリントされて出てきます。
私がiPadにダウンロードして使ったアプリを2つ紹介します。
1、「証明写真 かんたん作成」(iPhone) アプリ代120円
顔の比率など規定の多いパスポート写真ですが、撮影した顔写真を規格サイズに導いてくれるのでとても簡単。他の証明写真にも使えます。
■iPhone
https://itunes.apple.com/jp/app/zheng-ming-xie-zhen-kantan/id675679685?mt=8
2、「netprint」(iPhone,Android)アプリ代0円、プリント代L判1枚30円
オンラインでプリント予約し、セブン‐イレブンにあるコピー機からプリントできるアプリ。画質も問題なくきれいで、1枚30円とリーズナブル。近所のコンビニでプリントできるのでかなり便利です。
■iPhone
https://itunes.apple.com/jp/app/netprint/id372351201?mt=8
■Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.fujixerox.np.activity&hl=ja
我が家のパスポート更新は、大人1人+子ども3人=4人。L判写真プリントが1枚30円なので合わせて120円。アプリ代120円を足して、合計240円で作れました!もちろんパスポート申請も無事にパス。パスポートセンター前の「写真撮影1500円~」の看板を目にして、ものすごいお得感と満足感を味わったのは言うまでもありません。
・適切な場所と背景:窓ぎわに近い場所で、白または薄い色の壁(背景)を選びます。
・椅子に座って撮影:子どもは立っているとごそごそ動きがちなので、椅子(背もたれが写らないもの)に座らせて撮影、または床にお座り。後ろに影ができないよう、壁から50cmくらい離れたところに座るとよいでしょう。
・椅子を窓のほうにやや傾ける:窓と反対側が少し暗くなるので、椅子を窓の方に少し傾けます。写真は被写体の正面から撮影します。
※向かって左側に窓がある。
上:右側の頬から耳にかけてやや暗い。下:少し窓側に椅子を傾けると、影がやわらいだ(影のつき方の違いがわかるように、斜めからの写真を載せていますが、実際に撮るときは斜めではなく正面から撮ってください)。
その他、無帽、ヘアバンドNG、歯がたくさん見えるような笑った写真はNGなど、細かい注意点がありますので、外務省のホームページでチェックしておきましょう。
外務省ホームページ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/ic_photo.html
・フラッシュはオフ:反射によるテカりを防ぎます。
・顔または目にピントを合わせる:画面の顔、または目をタッチしてピントを合わせ、それからシャッターボタンを押します(自動的に顔にピントを合わせてくれる、顔認識機能があるスマホカメラもあります)。このときスマホの画面ではなく直接子どもの顔を見て、「撮るよ~」「こっちだよ~」と声をかけながら撮影ボタンを押すと、良いタイミングで切り撮ることができます。
・子どもの目線に注意:iPadやタブレットなど、大きめの機種の場合はレンズの位置が分かりにくいので、レンズ横にシールで目印をつけ、子どもが目線を運びやすいようにするとよいでしょう。
・たくさん撮る:デジタルなのでデータは消去できます。ベストショットが撮れるまで何枚も撮ってみましょう。
※スマホ、タブレットで、顔がこのくらいの大きさに写っていれば、ほぼ大丈夫。
首の据わっていない赤ちゃんは、白のシーツの上に寝かせ、真上から撮影。撮っている大人の影が赤ちゃんの顔にかからないように、注意。お座りはできるが椅子には座れない乳児は、バンボチェア、もしくは大人が椅子に座り、赤ちゃんを横向きにひざの上に抱っこし、大人の手や腕が写りこまないように撮ることもできます。
撮影場所をセットできたら、あとは子どもの機嫌と時間との勝負。子どもは集中力も短くすぐに飽きてしまうので、とにかくサッと。もし機嫌が悪くなって撮れなかったとしても、違う日に気を取り直して挑戦してみてください。撮り直しがきくという点でも、自宅撮影はおすすめです。
安く手軽にできるスマホ+ネットプリントのパスポート撮影、試してみませんか。
<文・写真:フリーランス記者林未香>
パスポート写真撮影の手順
まずは簡単に手順を紹介します。
1、アプリをダウンロード
2、スマホで写真を撮影、保存
3、アプリの指示に合わせて、“位置調整”で顔の位置を調整、“サイズ選択”でパスポートサイズを選び保存
※撮影した写真(上)を、青と赤の点線に合わせながら拡大していくと、下の写真になる。
4、ネットプリントのアプリから、プリント予約
5、控えた予約番号を持ち、コンビニのコピー機にてプリント
※このような形で保存されたデータが、L判にプリントされて出てきます。
撮影・ネットプリント、使えるアプリはコレ
私がiPadにダウンロードして使ったアプリを2つ紹介します。
1、「証明写真 かんたん作成」(iPhone) アプリ代120円
顔の比率など規定の多いパスポート写真ですが、撮影した顔写真を規格サイズに導いてくれるのでとても簡単。他の証明写真にも使えます。
■iPhone
https://itunes.apple.com/jp/app/zheng-ming-xie-zhen-kantan/id675679685?mt=8
2、「netprint」(iPhone,Android)アプリ代0円、プリント代L判1枚30円
オンラインでプリント予約し、セブン‐イレブンにあるコピー機からプリントできるアプリ。画質も問題なくきれいで、1枚30円とリーズナブル。近所のコンビニでプリントできるのでかなり便利です。
■iPhone
https://itunes.apple.com/jp/app/netprint/id372351201?mt=8
■Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.fujixerox.np.activity&hl=ja
我が家のパスポート更新は、大人1人+子ども3人=4人。L判写真プリントが1枚30円なので合わせて120円。アプリ代120円を足して、合計240円で作れました!もちろんパスポート申請も無事にパス。パスポートセンター前の「写真撮影1500円~」の看板を目にして、ものすごいお得感と満足感を味わったのは言うまでもありません。
自宅で撮影する時のポイント
・適切な場所と背景:窓ぎわに近い場所で、白または薄い色の壁(背景)を選びます。
直射日光は顔に影が入る原因となるので、直射日光の当たらない場所。
・椅子に座って撮影:子どもは立っているとごそごそ動きがちなので、椅子(背もたれが写らないもの)に座らせて撮影、または床にお座り。後ろに影ができないよう、壁から50cmくらい離れたところに座るとよいでしょう。
・椅子を窓のほうにやや傾ける:窓と反対側が少し暗くなるので、椅子を窓の方に少し傾けます。写真は被写体の正面から撮影します。
※向かって左側に窓がある。
上:右側の頬から耳にかけてやや暗い。下:少し窓側に椅子を傾けると、影がやわらいだ(影のつき方の違いがわかるように、斜めからの写真を載せていますが、実際に撮るときは斜めではなく正面から撮ってください)。
その他、無帽、ヘアバンドNG、歯がたくさん見えるような笑った写真はNGなど、細かい注意点がありますので、外務省のホームページでチェックしておきましょう。
外務省ホームページ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/ic_photo.html
スマホ撮影のポイント
・フラッシュはオフ:反射によるテカりを防ぎます。
・顔または目にピントを合わせる:画面の顔、または目をタッチしてピントを合わせ、それからシャッターボタンを押します(自動的に顔にピントを合わせてくれる、顔認識機能があるスマホカメラもあります)。このときスマホの画面ではなく直接子どもの顔を見て、「撮るよ~」「こっちだよ~」と声をかけながら撮影ボタンを押すと、良いタイミングで切り撮ることができます。
・子どもの目線に注意:iPadやタブレットなど、大きめの機種の場合はレンズの位置が分かりにくいので、レンズ横にシールで目印をつけ、子どもが目線を運びやすいようにするとよいでしょう。
・たくさん撮る:デジタルなのでデータは消去できます。ベストショットが撮れるまで何枚も撮ってみましょう。
※スマホ、タブレットで、顔がこのくらいの大きさに写っていれば、ほぼ大丈夫。
小さな赤ちゃんは・・・
首の据わっていない赤ちゃんは、白のシーツの上に寝かせ、真上から撮影。撮っている大人の影が赤ちゃんの顔にかからないように、注意。お座りはできるが椅子には座れない乳児は、バンボチェア、もしくは大人が椅子に座り、赤ちゃんを横向きにひざの上に抱っこし、大人の手や腕が写りこまないように撮ることもできます。
撮影場所をセットできたら、あとは子どもの機嫌と時間との勝負。子どもは集中力も短くすぐに飽きてしまうので、とにかくサッと。もし機嫌が悪くなって撮れなかったとしても、違う日に気を取り直して挑戦してみてください。撮り直しがきくという点でも、自宅撮影はおすすめです。
安く手軽にできるスマホ+ネットプリントのパスポート撮影、試してみませんか。
<文・写真:フリーランス記者林未香>