うちの子もギフテッド(天才)かも!? 共通する11の条件とは
ギフテッドはひとつの分野の能力が著しく長けているけれど、他の部分では平均以下ということが多いのだとか。たとえば、「整理整頓能力がない」「恥ずかしがりやで引っ込み思案」「モチベーションが高くない」や発達障害を併せもっていることもあり、ギフテッドであることを隠そうとする人もいるといいます。
映画の中でも、ギフテッドによって普通の人生が過ごせなくなることを考え、叔父のフランクは、頑なにメアリーが「特別扱いされること」「特別な教育を受けさせること」を拒みます。
日本ではギフテッド教育が一般的ではないけれど、親としては知っておきたいこと
日本では、ギフテッド教育を受けられる学校はほとんどありませんが、親として子どもがギフテッドかどうかを知っておくことは、これからどんな教育を受けさせるかや学校選びにおいても重要だと思います。『才能の見つけ方天才の育て方』では、より詳しいギフテッド判定テスト(ギフテッド開発センターによる簡易的ギフテッド診断テスト26問)も紹介されています。
また映画『gifted/ギフテッド』も、ギフテッドをもつ子がどんな人生の歩むのかの参考になるはず。メアリー演じる子役マッケナ・グレイスの素晴らしい演技と、クリス・エヴァンスのパパぶりにも心が温まります。人生で最も大切なものが何かを再確認する、とても素晴らしい映画なので、ぜひチェックしてみてください。
『gifted/ギフテッド』
監督:マーク・ウェブ、キャスト:クリス・エヴァンス、マッケナ・グレイス、ジェニー・スレイト、リンゼイ・ダンカン、オクタヴィア・スペンサー
11月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
(C)2017 Twentieth Century Fox
才能の見つけ方天才の育て方』(石角友愛著、文藝春秋刊)
<文:フリーランス記者武田由紀子>