表紙が見える本棚は子どもに自発性を、親に発見を促すスグレモノ!
いつも何気なく過ごしているおうち。ちょっとした仕掛けを用意するだけで、我が子が自発性のある子に育ってくれたら嬉しくないですか?建築士の資格を持ち、性格はズボラな私でも簡単にできた、我が家で実際に行っている方法を紹介します。
手作り絵本棚の設置
我が家のリビングの一角には、少しごちゃごちゃした絵本棚があります。主人と「ファミリーライブラリー」と名付け、それぞれのお気に入りの本や思い出を置いています。もちろん息子用の絵本やくもん教材なども置いてあります。
育休中は毎日のように、ハイハイする息子と図書館へ行っていました。たくさんの本が並んでいる中、息子が長居するのはいつも、表紙の見える絵本棚が置かれているコーナでした。絵本棚の前は絨毯が敷かれていて、ベビーカーから下ろすと、満面の笑みでハイハイして、お気に入りの本を選んできました。
私が仕事復帰してしまったら毎日図書館へ行くことは難しくなってしまうけれど、息子の好き・心地よいと感じる空間には常に隣り合わせで居させてあげたい。そんな思いから、1歳の誕生日プレゼントとして、家族が集まるリビングに表紙のみえる絵本棚を作ろうと思いました。
絵本棚の上段には思い出を置いています。フォトブックの写真やアルバムや息子のへその緒などが並んでいます。へその緒などの細かな思い出のものは本型の箱に入れてから置くと、見た目もスッキリ、きれいに並べることができます。
思い出のものを入れている「本型の箱」
中段には、最近興味があって購入した本や雑誌や育児書、趣味の本などが並んでいます。
そして下段には、図書館から借りてきた本が並んでいます。最近の我が家は、週に2度ほど図書館へ行きます。つまり息子目線でよく目につく下段部分は、週に2回ほど入れ替わっているかたちになります。
このような絵本棚を家族がくつろぐ場所に置くことで、息子がまだ出会ったことのない本や趣味に、興味を広げるきっかけになればと願っています。
こちらの絵本棚は、小さい子どもでも本が選びやすいように、表紙が見えるような収納になっています。
私自身が設計した手作り絵本棚で、2✖️4材という建築資材の特徴を活かした、材料費3000円ほどで作れてしまうものです。
絵本棚設置によって見えてきた息子の動向
息子にとっては、本を出し入れすることが楽しかったようで、いろいろな本を出しては散らかしていました。