人前ではダメ!あなたのしかり方が自尊心を傷つけている
日本の場合は自分の子どもを他人の前で褒めるより、むしろ謙遜する場合が多いので、正反対ですよね。
2人きりになって、いざ叱るときには「タイムアウト法」を取ります。自分の目の届く範囲内で場所を決め(主に部屋の隅っこ)、じっと立たせる、あるいは座らせます。子どもの場合、年齢×1分程度を基準に、なぜ悪いことをしたのか、その原因は何なのか、どうすべきだったのかなど、自分自身で考える時間を与えます。
時間が来たら、子どもに自分の考えを話をさせて、それを元に親子で一緒に今後の対策を考えます。
この時、子どもの前に立って上から見下ろすのではなく、子どもと目の高さを揃えて向き合って話を聞くようにします。最後にはギュッとハグをして締めくくります。
なお、この方法は、親との意思疎通ができるようになる時期を目安にすると、2歳前後から使えるようになるとのことでした。
叱るコツは「自尊心を傷つけない」「自分で考える時間を与える」こと
友人達の話を聞いて、私自身、見習うべきポイントがたくさんあると感じました。特に「自尊心を傷つけずに叱る」、「冷静に考える時間を与える」というのは、当時考えたことがなかったので、大きな気づきでした。
ちなみに、子どもに反省させている間、常に自分の目の届く範囲で子どもを観察し、動いたら指摘するという話も聞き、なるほどなと思いました。この叱り方を知った後、わが家でも実際にタイムアウト法を使っているのですが、動かずにじっとしているのは、普段元気に動き回っている子どもにとって想像以上に辛そうでした。
タイムアウト法を取り入れてからも、残念ながらわが子を叱る機会が減ったわけではないのですが、叱るときに親子ともにひと呼吸とれるようになりました。双方が冷静に対処できるようになったという意味で、とても有効だと感じています。
もしお子さんを叱るときに思わず感情的に叱りすぎてしまうと感じるなら、今回紹介した方法を試してみてください。
<文・写真:ライターnanahi>
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