子育て情報『きょうだいの中で「この子だけは無理!」そんな気持ちをどう乗り越える?』

きょうだいの中で「この子だけは無理!」そんな気持ちをどう乗り越える?

目次

・きょうだいの中でどうしても合わない真ん中の子
・平等に接することができない…私って「母親失格?」
・ママ友に初めて相談してみたら…「あるある~!」と
・じゃあ、なぜこの子とは合わないの?
・今も解決したわけではないのですが…
きょうだいの中で「この子だけは無理!」そんな気持ちをどう乗り越える?


きょうだいの中でどうしても合わない真ん中の子

わが家は2歳違いの姉弟で、長女(中1)、次女(小5)、長男(小3)の3人の子どもがいます。
きょうだい3人、差別をするつもりはないのですが、小さな頃から、真ん中の次女に関しては、「難しい」「合わない」「ムリ!」と思うことが多々ありました。
夫に「あの子はどうしても私には育てられない」と訴えたこともあります。「母親失格?」と悩んだこともありました。

長女は素直でいい子、第3子の長男は男子だからか、純粋にかわいいと思えます。対していつも頑固で言うことを聞かない次女のことは、いちいち憎たらしく感じるのです。
次女は、「私を見て!」という思いがあって、それをうまく表現できずに反抗的な態度になっているのだと思います。そう分かっていても、私は優しく接することができないのです。


でも、その子とてわが子、ずっとつき合っていかないといけないし、育てていかないといけない、親としての責任もある…。悩みながら今に至っています。いまだ解決したわけではないのですが、少しはましになったかな、というところまできたような気がしているので、私の経験を書いていきたいと思います。

平等に接することができない…私って「母親失格?」

「3人平等にしないと」と思いながらも、「どう考えてもできていない」と感じながら子どもに接してきました。そして、そんな自分に「私って母親失格?」と悩んでいました。
でも、「自分がダメ親である」ということをカミングアウトすることになるのではないかと考えて、なかなか親しい友人にも相談できずにいました。

きょうだい3人が同じことをしても、なぜか次女にだけイライラして「何してんの?」と怒り口調で言ってしまったり、次女のお菓子のゴミが床に落ちていたりすると、心の中では「私が自分で捨てればすむことなのに」と感じながらも、わざわざ次女を連れてきて「ちゃんと捨てなさい!」と捨てるまでにらんでいたり…。

私が次女に対してとっているそういう態度について、本人も気づいていて、もしかしたら「姉や弟と比べて、自分への扱いが違う」と感じながら、心に傷を負っているかもしれません。

そんな後ろめたさを抱えながら過ごしていたある日、次女に対して感情が爆発してしまいました。「あんたなんかおばあちゃんとこの子になりなさい!お母さんは一緒に住むのは無理だから!」

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