小学校に入学したら息子がイライラ!?なんと原因はワタシだった
ことにしました。
・ママが「学校で楽しく過ごすためには、ルールを守らなければいけない」と言ったので、しっかりルールを守ってくれていることはうれしい。友達がルールを守っていないのが気になって、伝えてくれているのもうれしい
・でも、友達に厳しく伝えては逆効果かも。ルールを守りたくても守れない理由があるかもしれない。ルールを守ったらどんな良いことがあるかを友達に優しく伝えるのはどうかな。いきなり叱られるのは自分もびっくりするし、友達も同じだよね
・とはいえ、ママも家で厳しく叱ってしまっていたよね。ごめんね。ママも今後は伝え方を工夫する。
ママと一緒に頑張ろう
・友達への伝え方に悩んだら、いつでもママに教えてほしい。ママはいつでも味方だよ
「うーん、わかった」とは言うものの、息子はいまいち腑に落ちない様子でした。
一度にできるようになるとはもちろん思っていません。子どもには少し難易度が高いのもわかっていました。
大人である私自身も、いつもできているとは言い難いのですから…。
今回の件は、私自身も自分の態度を改めるよい機会となりました。
息子が学校での新生活に早くなじめるようにと、ルール順守にばかり目が行き、厳しく指導していたように思います。
集団生活をしていく上では、まわりと上手に関わる方法を身につけることも大切なので、まずは私から態度で示していくべきだと感じました。
新環境で頑張っている息子にプラスの声掛けを
新学期早々、新しい環境に適用しようと頑張った結果、友達と仲良くなるどころか厳しくするという行動に出てしまった息子。
まずは、私自身が自分の態度を見直しつつ、息子のよい面を褒め、「楽しい学校生活を送れるように、一緒に頑張ろう」というメッセージを伝えることで、自分に自信を持ってもらえるように心がけました。
その後、家での弟との関わり方を見ながら、「こういう時は〇〇って伝えたほうがいいかも」と教えるようにも。
学校での友達との関わりあいについてもなるべく聞くようにし、気になったできごとについては、息子に共感しつつ、自分もクラスメイトも笑顔になるようなイメージを描けるようなアドバイスを心がけました。すると、夏休み前には少しずつコツを覚えてきたようで、「休み時間に友達と遊んだよ」という話も増えてきました。
学校生活はまわりとの関わり方を学ぶ絶好の機会です。
子どもの頑張りを応援しながら、親子で一緒に悩み、一歩ずつ進んでいけるといいですね。
<文・写真:ライターnanahi>