幼稚園選びは難しい!入園してわかった想定外の見落とし3つ
しかも、男の子は息子ひとりのみ。私立の小学校への進学や引っ越しなどで遠くの小学校にいく子は少ないながらもいるものの、大半の園児たちはほぼみな同じ小学校に。
卒園が近くなった頃、みんなの小学校の話に入れず寂しい思いをしたようで、「どうしてみんなと同じ小学校に行けないの?」と言うようになりました。
「みんなと同じ小学校に行きたかったなあ」とつぶやくのを聞いた時は、さすがにこたえました。
同じ小学校に進学する子の人数は、入園してみないと分からないとはいえ、予想以上の少なさに気づいた時は、努力でどうすることもできない事実だけに、私もガックリ落ち込みました。
育児は想定外のことの連続
幼稚園探しの時は、幼稚園の方針や園庭の広さ、遊具の充実度などにばかりに気を取られていたので、これらの問題はまったくの予想外でした。
そのため、壁を感じるたびに、息子に合った幼稚園ではあるけれど、他の園へ転園したほうがいいのだろうかと悩んだことも。
けれど今、改めて考えると必要なのは、育児は想定外のことが起こるものだと認識しておくことなのだと思います。
そして、その想定外のできごとに対して自分のできる範囲で乗り越えようとする私自身の心意気が重要だと感じます。
ちなみに、幼稚園のお友達と同じ小学校に行きたいと泣いていた息子は、現在小学1年生。そんなことを言っていたのはすっかり忘れたように、小学校で新しいお友達と楽しい毎日を過ごしています。
<文:ライター芳賀千歳>
[recommend-posts id=621068,517896]