子育て情報『「ママいらない!大っ嫌い」ママにだけ暴言を吐く子どもの心理と対策』

「ママいらない!大っ嫌い」ママにだけ暴言を吐く子どもの心理と対策

ママがイヤだったことは伝える

子どもが暴言を吐く理由が理解できても、イヤな言葉を言われ続けるのはつらいもの。そして、わが子に「人が傷つく言葉を言ってはいけない」ということをしっかり伝えていくのは大切です。
少しくらいの八つ当たりは仕方ないけれど、あまりにもひどい暴言を吐く時は毅然とした態度で叱ることも必要ではないでしょうか。
もし「ママなんて大嫌い!」と言われたら、時にはママだって本気で、「ひどい!」「悲しい!」と大人げないくらい怒ったり悲しんだりして、その気持ちを伝えてもいいと思います。


暴言をはいている奥底にあるのは甘えたいという気持ち

その上で、子どもが今抱えている本当の気持ちを聞いていくことが大切だと思います。
暴言は決して本心ではなく、その奥底には「抱っこしてほしかった」「一緒に遊びたかった」「もっと自分を見てほしい」などの想いがあるはず。
「〇〇ちゃんはどうしてほしかったの?」と聞いて、「抱っこしてって言ったら、してあげられるよ」など、ママを攻撃する言葉以外の解決方法があることを教えていくといいと思います。

うちの娘も家でストレスを発散したり甘えたりしながら、園では感心するくらいいろいろなことを頑張っています。
先生に「友達にやさしくできてステキですね」と誉められるたび、「ママにもいつもやさしくして~!」とつい言いそうになるのですが(笑)。
娘の甘えをできるだけ大きな気持ちで受け止めるよう心掛けつつ、私自身もストレスがたまった時には、夫に助けを求めたり、ママ友にグチを聞いてもらったりと息抜きをしながら、これからもしっかりと向き合っていきたいと思います。

<文・写真:ライターnicoai>
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