子育て情報『落ち込む子どもをさらに傷つける親のやりがちな言動3つ』

落ち込む子どもをさらに傷つける親のやりがちな言動3つ

子どもが友達トラブルにあった時のNG対応は…

子どもが友達トラブルにあった時、親がとってはいけない態度、言ってはいけない言葉があります。
これらの言動は子どもから一生涯信頼される親であるか、心を閉ざされる親であるかを決定づける分かれ道にもなるものです。普段の親子関係にもかかわってきますので注意が必要です。

「あなたにも原因があったんじゃないの?」
子どもが友達とトラブルを起こした時、親がもっともやりがちなのが、自分の子どもに原因があったのではないかと疑う行為です。
「あなたにも原因があったんじゃないの?」と疑うだけにとどまらず、「どうせあなたが、何かお友達のイヤがるようなことを言ったんでしょ」などと決めつけてしまう親もいます。
親が的外れな指摘をすることで、子どもは「自分の言うことは信用されていないんだ…」という二重のショックを受けることになるのです。

「あなたがハッキリしないから…」
これもまた、わが子の側に責任を求める発言ですね。わが子が引っ込み思案であるとか、おとなしく発言が少ないなどという理由で、親が普段から「うちの子、情けないなぁ」などという思いを抱いていると、つい子どもに対して「友達にも、いいように扱われているんじゃないの?」と思ってしまいがち。


もしそうだとしても、友達に約束を破られたというトラブルの場合、子どもは何も悪いことをしていませんよね。それなのに「あなたの性格のせいで、約束を破られたんじゃないの」などと言われてしまっては、子どもの立つ瀬がありません。
親に人格を否定された子どもは、自己肯定感が低くなり、どんな困難に対しても、「こうなったのは自分が悪いからだ」という意識を持つようになるでしょう。

「それくらいのことで…気にしなければいいじゃない!」
実際、10分か15分の休み時間に遊ぶ約束を破られるというのは、大人から見れば大したことではありません。
ほかのことをして過ごせばのよいのだし、遊び相手なら他の友達もいるでしょう。だから、親はつい言いがちなのです。「そんなくだらないことで泣いたりするんじゃないの!」「気にしないで別の子と遊んだらいいでしょ?」と。

実は約束を破られたこともショックですが、子どもはその気持ちを身近な人が共有してくれないことで、もっとショックを受けています。

友達関係に限らず子どもは親にいろいろなことを話しますが、親に「ショックだった」

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