子育て情報『落ち込む子どもをさらに傷つける親のやりがちな言動3つ』

落ち込む子どもをさらに傷つける親のやりがちな言動3つ

という気持ちを分かってもらいたいのです。それさえ分かってもらえれば重荷が半分になり、元気も出ます。
子どもが落ち込んでいる時、「そんなのはたいしたことじゃない」と言って元気づけるのは逆効果になりかねないことは覚えておくとよいでしょう。

落ち込む子どもをさらに傷つける親のやりがちな言動3つ


一過性の解決よりも強い心を育むこと

友達トラブルは残念ながら、学年が上がったからといってなくなるものではありません。
学校にはいろいろなタイプの子がいます。だから「そんなこと気にしていたら、何もできないよ!」「いちいち気にするあなたが悪い」「そんなことで落ち込むなんてくだらない」と、親の言い分だけでバッサリ切ってしまいがちです。
ただ、親がそんなふうに行き当たりばったりの解決策だけを表していると、子どもの心は、「苦しんでいる自分が悪いんだ」「自分がガマンをすればいいんだ」と圧迫されていきます。そして結果的に、「親は私のことをわかってくれない」と少しずつ心を閉ざすようにもなるでしょう。


大切なのは、友達トラブルで受けた心の衝撃を共に受け止めること。そしてイヤなことがあっても頑張って学校へ通っていることを褒めてあげましょう。
気持ちを分かってくれる人がいることが子どもの心を強くします。次第に、何らかの友達トラブルが起きたときも、相手に怒ってイライラするだけではなく、諦めるものは諦めて気の合う人を友達に選ぶような賢さももてるようになります。
もしわが子にトラブルの原因がある場合でも、最初から「それはあなたが悪いから」と指摘しては反発心を煽るだけ。
子どもの気持ちに共感を示した上で、マイナスな部分を指摘するようにすると、素直に受け入れやすいものです。
まずは第一に「わが子はこう感じたのだ」ということを受け止めてください。子どもは受け止めてもらえたことで親との信頼関係を築き、自信や勇気を得て、強い心が育まれていきます。
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