2018年8月31日 12:30
苦手な子が多い読書感想文!どうやったらスイスイ書ける?
夏休み中は多くの宿題が出るところが多いと思いますが、中でも子どもだけではなく親をも悩まされるのが読書感想文だと思います。計算や漢字の宿題なら教えることもできますが、答えのない感想文は書かせるのが難しいところ。どんなところに気を付けて書いたらいいのか、感想文を書くコツを見てみましょう。
1. 親の手伝いはどこまで?
まず当たり前のことですが、感想文を書くためには本を読まなくてはいけません。平仮名が全く読めないという子は少ないと思いますが、まだ1年生だと長文などになると読むこと自体が苦手だという子は結構いるのではないかと思います。
「絶対に親が手伝って読んではいけない」ということはありません。まずは本に親しむという意味からも、本人が読むことを拒否する場合は無理せず一緒に読んであげて下さい。2年生になったら、基本は子どもに読ませる方が良いと思いますが、これもその子の状況に応じて臨機応変に対応していきましょう。
書き方に困っている場合も、「手伝ってしまうと自主性が育たない!」などと頑なにせず、声かけや質問などで誘導してあげると良いでしょう。
2. 書くポイントは4つ
基本的には本人に自由に書かせて良いのですが、書くポイントとしては
1.その本を選んだ理由
2.本のあらすじ
3.特に気になった場面とその理由
4.本を読んでこれからの生活にどう活かしていくか
などを挙げていくとある程度のまとまった文章になると思います。1・2番は特になくても良いですが、3・4番で量が足りないかなという時などは付け足してみて下さい。
言葉かけの例としては
「どの場面が一番面白かった?」
「主人公は好き?嫌い?なんでそう思うの?」
「この本ではこうなったけど、〇〇(子どもの名前)はこれからどんなことに気を付ける?」
などと聞いてあげることでうまく感想が引き出せるでしょう。
3. 読書感想文の鉄則4つ
読書感想文を書く際におさえておきたいポイントを4つ挙げます。これをおさえておけば、難しく考えずに書くことができるはずです。
(1) 本選び
まずは本選びです。本を読んだ際に、自分以外の人に「これ、面白いよ!」と伝えたいような本であれば楽しんで感想文を書くことが出来ます。友達や家族に伝えたいと思うようなストーリーの本を選びましょう。
(2) 読書メモを作る
本の分量にもよりますが、読みながら感じたことなどは読み終わった時に意外と忘れているものです。