2016年6月2日 15:36
毎日読んであげよう!絵本の読み聞かせが子どもに与える影響
また、親がさまざまな種類の絵本を読み聞かせることで、子どもは多種多様な語彙に触れることができます。
語彙力がある子どもは、自然と国語力や読解力が伸びていくのです。
読解力は、国語だけでなく数学や科学などの問題を解くための基礎にもなるものですから、絵本を読むことが、子どもの全体的な学力を伸ばす可能性を高めるとも言えるでしょう。
子の「読解力」は成長してからつけようと思っても、そう簡単に身に付けられるものではありません。
幼い頃から、親が絵本を読み聞かせ、子どもがその内容をイメージしたり、理解したりすることを繰り返し行うことが「読んで、理解する力」を育てるのです。
子どもの未来のためにも読み聞かせをしよう
最近は共働き家庭も増え、子どもは保育園や学童から帰ると急いで食事をとり、お風呂に入って、ろくに親子のコミュニケーションも取らないまま、慌しく就寝するというケースも多いようですね。
「甘えたい盛りの子どもに寂しい思いをさせているのではないか」と心配しているママは是非、寝かしつけ前の20分か30分間、子どもと寄り添ってスキンシップしながら絵本を数冊、読み聞かせてあげましょう。
このたった20~30分の絵本を通じた親子の触れ合いが、子どもの自己肯定感を高め、EQ(情動)の発達につながるからです。
EQとは「心の知能指数」「感情調整能力」とも言われており、社会的に成功したり、人間関係を円滑にしたりするのに必要不可欠なものです。
慌しい毎日の生活の中で、たった数十分だけだったとしても「親が自分のために優しく本を読んでくれた」ということで、子どもはしっかり親の愛情を感じ、自己肯定感を高めることもできるはずです。
EQも自己肯定感も、子どもたちが幸せな人生を歩むためにはとても大切なものと言われています。
忙しいママにこそ、絵本の読み聞かせをおすすめします。
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