0歳ですでに多動!?ベビーカーが1秒止まるだけで大泣きの地獄の日々。読み聞かせなんて想像もできなかったあのころ
絵本の読み聞かせ会などで、他の子たちがお母さんやお父さんの膝に座って絵本を聴いている姿を見ては、どうしてだろうと不思議に感じてしまうほど、私の中ではコト子が常に動き回るということが当たり前になっていました。
ただ、このままでは集団生活でやっていけないと感じ、内心かなり焦っていたのも事実です。
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療育園に入って半年ほど経ったころ、私の膝の上に座っていられる時間が増え、朝の会や手遊びなど、毎回のルーティーンを親子で見ていたせいか、少しずつ落ち着いて椅子に座れるようになっていきました。
どこに行っても大人しく座れるようになったわけではありませんが、それでも根気強く諦めず、「この場面では座る」「座っていたら楽しい活動に参加できる」という経験を積んでいくうちに、子ども向けの行事にも参加することができるようになっていきました。
まだまだ一人だけ衝動的に動いてしまったり、静かにする場面で発言をしてしまったり、癇癪も起こすことがありますが、一秒も立ち止まれなかったころと比べると、格段に落ち着いて来たように感じます。
今でも、2歳位の子を見て「今のコト子より落ち着いているなぁ」と思うこともあります。それでも、私の中ではコト子は今、昔のコト子とは別人のように落ち着いてきているのです。
膝に座って一緒に本を読む。ベビーカーが一秒止まるだけでパニックを起こしていたころは、想像もできなかったことです。
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