子育て情報『発語、指差しなし3歳長男が幼稚園入園。加配対応でも脱走、給食拒否、困りごとは増える一方で…』

発語、指差しなし3歳長男が幼稚園入園。加配対応でも脱走、給食拒否、困りごとは増える一方で…

心なしか、りーのクラスも次第ににぎやかになってしまっているような気がして、「これってうちの子がクラスの子たちへ良い影響を与えていないのではないか……」と思い悩むときもありました。


幼稚園に通って一年。このままでいいのかと悩むように……

幼稚園に通い始めて約1年がたち、幼稚園の先生との面談がありました。そこで、進級することで特別活動が始まること、りーには難しいと幼稚園が判断した時には一緒の活動ができなくなってしまうかもしれないこと、その時には下の年齢との活動をすることになるかもしれないことを伝えられました。

りーは環境に慣れ、友達も優しく接してくれる。しかしりーにとって幼稚園で過ごすことは良いことなのか考えるようになりました。当時次男のかーの妊娠出産もあり、りーの育児や対応に専念できずに申し訳ない気持ちになっていました。

そうして思い悩んでいた頃、児童発達支援施設での面談がありました。
そこで私から話す前に先生からある提案を受けました。

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Upload By かし りりあ

それは幼稚園から療育園への転園の提案でした。私たち家族にとって大きな変化となった療育園への転園については、また別の機会に書かせていただきます。

執筆/かしりりあ

(監修:鈴木先生より)
お住まいの市町村で違いはありますが、3歳時点で発語がない場合、一般的には3歳児健診で難聴を否定するためにABR検査を勧めます。さらに、幼稚園ではなく療育園を勧める場合も多いと思います。今回のコラムでは、りーさんに専属で加配の先生がつきましたが、発語のないお子さんを幼稚園でみるのには人的な限界があるからです。そして、加配の方とどういうコミュニケーションツールを用いたかは記載されていませんが、発語のないお子さんに対するコミュニケーションツールの一つとして私は絵カードの利用をお勧めしています。
これは日本語が分からない外国人のお子さんに対しても有効な手段です。これからは、幼稚園ー療育園ー小学校とどう連携していくかが重要になってきます。

https://h-navi.jp/column/article/35030128
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」

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