子育て情報『小3自閉症息子、1度辞めた習い事を再開!こだわり、衝動性、不器用…特性への合理的配慮で変化が?』

小3自閉症息子、1度辞めた習い事を再開!こだわり、衝動性、不器用…特性への合理的配慮で変化が?

それを先生にお伝えしたところ、ホワイトボードを使い、視覚を使って説明しながら授業を進めてくださいました。

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しかし、やる予定の問題を全て解き終わった瞬間(または、終わりの合図のタイマーが鳴った瞬間)席を立ちあがり、興味のあるものへとすごい勢いで離席してしまいます。ほかにも、近くの生徒さんのそろばんをのぞきに行ってしまうという行動が出てきてしまいました。

パーテーションなどを使い視覚の刺激を減らす方法や、行ってもいい範囲をガムテープなどを使い示してあげる……などの対策を取れば防げることもあるのですが、習い事でそこまでお願いするのは難しいなと感じています。

それでも何か離席を防げる方法はないのか……と思い、現在試していることがあります。それは、やることが終わったあとにとってほしい行動までを書き、見せることです。離席は少しずつ減っているので、ほかの生徒さんのご迷惑にならないように、これからもわが子にあう方法を試しながら探していきたいと思っています。


以前と比べて成長を感じることも

そろばん教室に復帰して、成長した姿も見せてくれています。


まず、そろばんの珠を弾く指が、以前よりもチカラ加減を調整しながら動かせるようになったと感じることです。そして以前は、人の話を聞かずに、自分のこだわりのやり方を通すこともあったのですが、先生の教えを聞くようになりました。

また、字が汚くて、書いた数字が読めず、答えが合っていても不正解になってしまうことがよくありました。ですが、復帰後は先生のアドバイスを聞いて本人が実践し、以前よりもキレイに書けるようになりました。


検定試験でのありがたい合理的配慮

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そろばん教室では年に数回、集団活動が苦手なけんとには難しい「検定試験」があります。試験をしている間、じっと座っていないといけませんし、声も出せません。集中しないといけない環境なので、ほかの生徒さんが気になってしまうような行動をとると、ご迷惑になってしまいます。

普段の授業だけなら先生のサポートもあり、何とかなっていましたが……。
検定試験は厳しいな……と思い、先生に相談しようと考えていたところ、先生からご提案をいただきました。それは、教室にほかの生徒さんがいらっしゃらない時間をつくり、けんと1人で検定試験を受けられるよう「合理的配慮」

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