子育て情報『発達検査で判明!空気は読めるのに集団行動ができない娘の「生きづらさ」の理由』

発達検査で判明!空気は読めるのに集団行動ができない娘の「生きづらさ」の理由

大人からすると期待値の高さに反して望ましい結果にならないことが多く、「どうして言うことが聞けないの!?」と受け取られがちになるといった困りごとがあります。
本人も、「ずっと家でママといたい」と言うくらいなので生きづらさを感じ始めているかもしれません……。


困りごとの根幹は何なのか?発達検査で明らかになったこと

あずさに対し、「集団に上手く馴染めないのは、きっと発達の凸凹が大きいのだろう」と思っていたものの、一対一や小集団でのコミュニケーションなら大人顔負けのやりとりを見せ、運動もまぁまぁ得意、『にんぎょひめ』の絵本で号泣するほどの豊かな情緒……と、『何がこの子の困りごとなのか?』を把握できずにいました。

転園を機に、ずっと問題を絞り切れていなかったあずさの発達について詳しく知りたくなり、市に申し込んで正式な発達検査を受けたのですが……検査後に心理士さんがうなりながら答えたのは、私の予想とはまったく違う「発達が全体的に早い」というものでした。

具体的な数値は伏せますが、新版K式発達検査の「姿勢・運動」「認知・適応」「言語・社会」すべてが年齢以上である結果、年少クラスの活動が本人には退屈に感じられ、刺激を求める性格から自由行動に走ってしまうのだろうということでした。

元から知的には問題ないと思っていましたが、驚くよりも思わず天を仰ぎました。

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Upload By にれ

「発達が早い」「数値が高い」というと良いことのように聞こえますが、実際に困りごとが起きてこの場にいるわけです。
また、仮にあずさが年齢以上の水準を保ちながら成長していったとしても、早いか遅いかだけでお友だちも大人になれば発達は追いついてくるはず……。

年齢以上にいろいろできることよりも、先々の学校生活で周囲に馴染めず相当な苦労をするのでは?それがあずさの人間形成に影響するのでは?という心配のほうが先に立ちました。


私の予想と今後

心理士さんによると「お母さんの心配するような凸凹は見られない」ということでしたが……
あずさを観察していると、たしかに知能や言語発達には実年齢以上のものが感じられても、自制心や協調性は実年齢よりも下なんじゃ?と思うことがよくあります。

なので、やはり何かしらの発達面の凸凹はあるのだろうと予想しています。これは決して次女をおとしめたいわけではなくて、すでに困りごとが発生している以上は早めに特性への対応を学び、少しでも生きやすくしてあげたいのです。

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