【友だちづくりがテーマの絵本 7選】新学期に親子で読みたい!
友だちづくりがテーマの絵本 #01引っ越し先でどうやって友だちをつくる?
『と・も・だ・ち』
「住むところが変わると、小さい子がいちばん気がかりなのは友だちづくりですよね。アンディもまた新しいお家に引っ越してきました。自分と同じように泳ぐのが好きな子と仲良くなりたい。そう思って探してみますが、出会う子たちはどうも気が合わなそう。乱暴だったり、利口すぎたり、恥ずかしがり屋だったり。それを知ったお母さんは、とっておきのアドバイスをくれます。
子どもと一緒に楽しく読めて、友だちづくりのコツも伝えられるのでおすすめです」『と・も・だ・ち』
文・絵:ロブ・ルイス 訳:まつかわ まゆみ (評論社)
対象年齢:5・6歳くらいから 友だちづくりがテーマの絵本 #02いつもひとりぼっちのこっこさんが取った行動とは?
『こっこさんのともだち』
「なかなかみんなの輪の中に入れない子も、もちろんいるでしょう。いつもひとりぼっちでは、きっと寂しいに違いありません。でも、大人があれこれ言ったりするより、そっとこの作品を読んであげてはどうでしょう。保育園でひとりぼっちのこっこさん。気付けば同じようにひとりぼっちの子がいます。もじもじしながら、それでもちょっとずつ近づいて、だんだん嬉しくなって、やがて……。
友だちづくりのプロセスがイメージできると、最初の一歩が踏み出せるかもしれませんね」『こっこさんのともだち』
文・絵:片山 健 (福音館書店)
対象年齢:2歳くらいから 友だちづくりがテーマの絵本 #03苦手だった友だちと仲良しになったお話
『あのときすきになったよ』
「今では仲良し。でも最初はあんなに苦手だったのに、ということもありますよね。ちょっと辛気臭いまりかちゃんは、おもらしばかりしていて『しっこさん』と呼ばれています。『わたし』も心の中でそう呼んで、あんまり好きにはなれません。さらに些細なことでけんかもして……。しかしひょんなことから好感を持つようになりました。だんだんと近づくうちに、『わたし』は『しっこさん』のやさしさに気付かされます。嫌だな、好きだな、悪かったな、という気持ちの芽生えは、友だちの存在を認め始めていること。
素直に受け入れると、仲良しにだってなれるはず。大いに笑えて迫力ある展開の人気作品です」『あのときすきになったよ』
作:薫くみこ 絵:飯野和好 (教育画劇)