「北海道へ保育園留学&移住体験」高山直子の“愛すべき日々のこと” Vol.26 | HugMug
と誘ってくれてとてもありがたかったです。
その葛藤の姿に親のわたしが涙を堪えるのに必死で、でもここでわたしが泣くのは娘を不安にさせるだけだと必死に見ないふりをして気を紛らわせました。
都内では0歳児クラス(入園時7ヵ月)から保育園に通っているので、緊張とか慣れない環境とかの判別がつく前で、娘にとっても今回はじめての新しい環境に踏み出す一歩。
その日のお迎えは、心配とは裏腹にニコニコで、「楽しかった!」と帰ってきてひと安心。
と思いつつも、
翌朝、初日の気の張りが取れたのか
教室に着くなり嫌だ嫌だとわたしの足から離れずついにポロポロと泣いてしまい。
初日は気を張っていて、大丈夫! と子どもながらにがんばり、その疲れも出たのでしょう。
でも先生方もプロ!
あたたかく連れて行ってくださり、あとから聞いた話によると、そのあとすぐニコニコで遊びや活動を始めたそうです。
保育園留学でのいちばんの懸念点はそこかと思いますが、留学児を受け入れてくださる園側や先生、子どもたちのほうがいい意味で“慣れている”ので安心してお任せすることができます。
そうこうしている間に3日目。
3日目はなんと、はじめての遠足!
留学の日程的にちょうど園行事の遠足と重なり、参加することができました!
行き先は園から40分ほどの場所にある『おびひろ動物園』。
はじめての園バス、はじめてのお弁当。
はじめてづくしの遠足に、娘もワクワク!
3日目にして、お友だちともしっかりコミュニケーションが取れるようになったようで、バスで隣になったお友だちと終始女子トークを繰り広げていたそうです。
これがとても楽しかったようで、翌日4日目からは行き渋りもなく最終日まで元気に通うことができました!
そして5日目の金曜日、この日は朝から近くにある『西山牧場』さんへ酪農体験をさせてもらいに家族で伺いました。
西山牧場のお母さん、西山さんはほんとうにあたたかく面倒見のいい方でこれまでも留学児や地方の学生たち、修学旅行での体験などさまざまな年齢の子どもたちを受け入れてきたそうです。
5日前に生まれたばかりの子牛のミルクづくりから、ミルクやり、水場の掃除や取り替え、大人牛のごはんづくり、ごはんやり……などなど。
普通の動物園や体験施設ではとても体験しきれない貴重な経験をさせていただくことができました。