子育て情報『「読み聞かせ」にも「はじめての一人読み」にも最適。“幼年童話” の魅力とおすすめ作品』

2019年2月8日 10:41

「読み聞かせ」にも「はじめての一人読み」にも最適。“幼年童話” の魅力とおすすめ作品


子どもの頃、物語に挿絵があるとうれしかった記憶はないでしょうか。絵本からいきなり文字だけの世界へ移るのは、子どもにはハードルが高く感じられます。そこでまず、絵本に比べると絵の量は少ないけれど、文章が良く、挿絵に作り手の神経が行き届いているような幼年童話へ進みます。
この手の幼年童話であれば、親が読み聞かせることもできる長さです。
早い子で小学校入学前から読み始め、小学校中学年くらいまでに最適です。
こうした幼年童話の中には、単純な物語に複数の登場人物が出てくるものがあります。こうした本を一人で読み切れるようになると、難関私立中学の国語の入試問題をラクラク解けるくらいの国語力がつきます。

(引用元:Googleブックス|『将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!』書籍のプレビュー)太字は引用にあたり施した

読み聞かせにも、一人読みの練習にも最適で、国語力アップにも効く幼年童話。
ぜひ子どもに読ませてみたいと思いませんか?

はじめての幼年童話におすすめ!「おとのさま」シリーズ

幼年童話にチャレンジしたいと思ったら、質に定評のある“シリーズもの”から始めてみてはいかがでしょう。そこでご紹介したいのが、「おとのさま」シリーズ。

「読み聞かせ」にも「はじめての一人読み」にも最適。“幼年童話” の魅力とおすすめ作品


“現代の日本に住むおとのさま”がいろいろな経験をする様子を楽しく描いたこのシリーズは、全部で7作品(2019年2月現在)。保育士やミュージシャンなどユニークな経験をもつ中川ひろたかさん作、お2人のお子さんをお持ちの絵本作家・田中六大さん絵による、人気シリーズです。

■シリーズ作品一覧はこちらからご覧いただけます。

今回は、この中からおすすめの3作品をご紹介しましょう。


『おとのさまのじてんしゃ』

「読み聞かせ」にも「はじめての一人読み」にも最適。“幼年童話” の魅力とおすすめ作品


ここはお城の天守閣。双眼鏡で街の様子を見ていたおとのさまが、ある日不思議な乗り物を発見しました。「わしは、あれにのりたい」。初めて見る自転車に、おとのさまは興味津々。さっそく街に下りて自転車を買いにいきます。最初は転んでばかりのおとのさまでしたが――。
現代の日本に住む、ちょっとおとぼけなおとのさまとお供のさんだゆうとの会話が楽しい、ユーモアたっぷりの幼年童話。「おとのさま」シリーズの第1作です。


「読み聞かせ」にも「はじめての一人読み」にも最適。“幼年童話” の魅力とおすすめ作品



【編集者コメント】
初めてこのお話を読んだとき、おとのさまとさんだゆうとのとぼけた会話に笑いが止まりませんでした。その面白さやそれぞれのキャラクターの魅力を画家の田中六大さんがさらに倍増させて、最高に楽しい1冊にしてくださいました。
おとのさまはお城に住んでいますが、時代は現代の日本。だから、街の人たちとはちょっと感覚がずれています。でも、何度転んでもひたむきにがんばる姿や、知らないものにも興味を持って挑戦する姿を見ていると、いつのまにかおとのさまのことが大好きになってしまうのです。

『おとのさま、ゆうえんちにいく』


「読み聞かせ」にも「はじめての一人読み」にも最適。“幼年童話” の魅力とおすすめ作品


お城の近くに、遊園地がオープンしました。

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