楽しくて簡単! 親子で大満足、リピート間違いなしの新感覚陶芸「門仲焼」
【2】色づけします。細かい作業はカラースリップを含んだ筆で、マーブリングは粘土が乾く前にすばやく行ないましょう。立体感を出したいときは、ベースの粘土が少し乾いてから色をのせます。色を混ぜて “自分色” を作り出すことも可能です。
【3】作業予定時間の1時間半、好きなものを好きだけ作って、あとは先生にお預けして焼いてもらうだけ!1〜2週間ほどしたら、完成した作品が自宅に送られてきます。
☆作品はアクセサリー、オーナメント、ネームプレートなど、好きなように各自で加工を楽しみましょう!
本当に簡単ですね。作品の焼き上がりは作ったときよりひと回り小さくなり、色は鮮やかに発色します。そんな変化もまた楽しみ。
上手に作るコツは、作るものを決めたら、その参考になる写真や絵を持参すること。
みなさん夢中になりすぎて、ついつい時間延長になることもよくあるとか。「大人も子どもも簡単に短時間で満喫できる」、それが門仲焼の魅力です。
門仲焼は子どもの「遊び」と「学び」にぴったり!
「門仲焼」を詳しく知ると、「粘土遊びとお絵かきの中間的なもの」だという印象を受けました。粘土遊びもお絵かきも遊びの大定番です。それらは子どもの成長に重要な役割を果たすことが知られていますが、長年保育業務に携わる市川由美子氏のアドバイスから、改めてその効果を確認してみましょう。
■指先のトレーニングが脳を活性化
指の神経は脳神経と直接つながっています。粘土を絞り出すことは力加減など指先を繊細にコントロールする必要があり、脳に刺激を与えます。
何を作りたいのかを考え、それを実現するために手先を動かすことで脳の発達を促します。
■空間認知力が鍛えられる
目にするものを立体として捉えることができる力が空間認知力です。脳内で3D化できる能力は、論理的思考の発達を促し、理系の学習分野に効果をもたらすと言われています。作品作りをとおして、まさに立体を想像して実現する過程を体験できるのです。
■感性が育つ
作品を作るためには、見て、感じて、考えて、決断して、実行するというプロセスが必要です。そのために観察はとても大切。何を作るかを考えるとき、目に映るさまざまなものに興味を持つはずです。感受性というアンテナを経て、「観察力」「想像力」「表現力」が磨かれていきます。
■心の安定をもたらす
作品を生み出すことは自己表現のひとつです。