子育て情報『「強み」を知るだけで幸せが9.5倍に。3つの質問で子どもの「強み」を見つけよう!』

2022年9月13日 10:09

「強み」を知るだけで幸せが9.5倍に。3つの質問で子どもの「強み」を見つけよう!

たとえば、ほかの子よりも上手にできることがあると、子どもは嬉しくなり、ますます熱中するようになるでしょう。すると空いている時間で練習するなどして、さらに上達し、夢中になる……。このような好循環が生まれ、強みが強化されます。

そのため、ただ「得意」なだけで、熱中している様子がなかったり、時間はあるのにやらなかったりするのは、本当の「強み」ではないそうです。

強みを見つける04


子どもの強みを〇〇すれば、前向きでポジティブな性格に

わが子の「強み」がなんとなくわかってきた、本人もこれが「強み」だと自覚している、といった状況なら、もうひと押ししてあげましょう。そうすることで、前向きでポジティブな思考・行動ができるようになります。

■親の行動1:調子に乗らせる!
ウォーターズ氏は、子どもの強みに気づいたらまず「わかりやすく伝える」ことを推奨しています。「あなたの強みは〇〇ね」とストレートに伝えて意識させたり、「前よりも上手になったね!」と成長を認めたりするといいでしょう。


「ほめてばかりだと調子に乗るのでは?」と不安を感じるかもしれませんが、教育専門家の石田勝紀氏は「もっと調子に乗らせていい」とキッパリ。調子に乗らせたくないという気持ちの根底にあるのは、「いずれ足元をすくわれるかもしれないから、慎重にしてほしい」という親心でもありますが、石田氏が言うように、「仮に痛い目にあってもそれが学びになる」と割りきることが大事です。自己肯定感を上げるためにも、まずは長所を伸ばすこと、つまり「強み」を強化することを優先しましょう。

■親の行動2: “さらに” やらせる!
「強みを知っているだけでも幸せになるが、使うと効果が飛躍する」とウォーターズ氏が述べるように、ニュージーランドの研究によると、強みを知らない人を「1」とすると、強みを知るだけで幸せは9.5倍、使えるようになると幸せが19倍にもなるそうです。

石田氏は、「日々の小さいことを習慣化させることで、集中癖、前向き癖、主体癖をつけるようにするといい」と述べています。自分の好きなこと(強み)を習慣的に行なうことで、前向きさを手に入れられるのだそう。親が子どもの強みを使う機会を一緒に考えたり、その状況を用意してあげたりすることで、強みはぐんぐん伸びていきます。

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スポーツや芸術関係ならまだしも、うちの子が夢中になっているのはゲームや動画、おしゃれのことばかり……そう心配する親御さんもいるでしょう。

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