2022年7月29日 00:00
君の肌にふれてきた記憶、ずっと忘れない… 個展「ふれる」に込められたyukkoさんの想い
作家・yukkoさんが個展を開催
自身で感じた想いを真っ直ぐに表現した作品が印象的な、ままのてでも活躍中の作家・yukkoさん。yukkoさんの作品を見たママたちから「癒やされる」「共感する」「泣ける」とのたくさんの声が ままのて にも届いています。
そんなyukkoさんが2022年6月22日〜26日で、去年に続き2度目の個展を開催しました。
テーマは「ふれる 〜それは、遠い肌の記憶〜」
yukkoさんにしか表現できない感性と優しさに包まれた個展に、ままのて編集部員もお邪魔しました。そのときの様子をレポートします。
場所:「HIROSHIGE GALLERY」東京都渋谷区恵比寿南2丁目10-4
※個展は、消毒やマスクの着用、検温など、感染症対策をきちんと行い開催されました。
yukkoさんの瑞々しい世界観
画廊に足を踏み入れた瞬間から、yukkoさんの優しさに包まれた空気を感じました。白を基調とした画廊内は、yukkoさんの作品からかもし出されるやわらかでみずみずしい雰囲気が漂い、足を踏み入れたとたんからホッと心が安らぐのを覚えました。
画廊の入り口から白い壁に飾られたyukkoさんの作品を見渡すと、やわらかな空気をまとったキャンパスにそっと触れたくなるような水彩画が並んでいました。
「ふれる」に込められたyukkoさんの数々の想い
今回の個展のテーマは「ふれる」。
yukkoさんの作品には、子どもたちのその時でしか触れることのできない瞬間がたくさん詰まっていました。子どもの肌の感触、何かを感じ取っている心の感触。そして何かをじっと見て記憶している強い眼差し。どの絵も色彩が豊かで、思わず手を伸ばしたくなる作品ばかりです。
yukkoさんの作品の中の子どもたちは、何かを感じて考えて、心も身体も大きく成長している瞬間が描かれているように思いました。
yukkoさんが感じた、赤ちゃんのほっぺの感触を表現した作品です。どのように作品を創造したかyukkoさんに尋ねたところ、アクリル絵の具で表現されたとのこと。
「抽象的ですが…」とyukkoさんのお言葉がありましたが、編集部員の目には赤ちゃんのほっぺたのやわらかさやその情景がひしひしと伝わってきました。
子どもの成長や個性はその子それぞれ。その瞬間でしか感じることができない、子どもたちにふれた感触。