初めての育児に疲労困憊…あのときの自分に伝えたいこと
どんなママさんも、母親になるのは子どもを授かって初めてのこと。母親初心者だけれど、子どもの躾を間違えることなど出来ず、大きな責任を背負いながら試行錯誤していますよね。そこで今回は、心に余裕が出来た今だからこそ言える「あのときの自分に伝えたいこと」について先輩ママさん達に聞いてきました。
「抱っこしてー!」には疲れていても、いっぱい抱っこしてあげて!
子どもから抱っこをせがまれて「今、手が離せないから…」と断った経験のあるママ、パパも多いのではないでしょうか。でも、大きくなったらハグをしたくてもさせてくれなくなるのです。
「息子は小5。幼稚園児の頃なんか、本当朝から晩まで抱っこ抱っこって甘えてきていて、疲れて断ることがありました。でも今となっては愛おしくてハグしたくっても出来ない。
むしろ、させてくれない。だからこそ、あの頃もっといっぱいギュッとしておけばよかった…と思うんです」(30代女性・介護職)
もしも疲れているとしても、抱っこが出来るのはほんのわずかな期間だけ。抱っこ最優先にして、将来後悔のないようにしたいですね。
どんなに失敗をしても、ぶったりしないで!
躾でついつい、手をあげてしまったことのあるママさん、パパさんには耳の痛くなるような話です。手をあげたとはいえ、それは愛あってのこと。でも、子どもが大きくなった今となっては「ごめんね…」と思うんだとか。
「離婚してから女手ひとつで育ててきました。時には娘に辛くあたり、厳しいことも言い手をあげたこともありました。
今は自立した娘からたまに『ママにぶたれて辛かった』と言われると胸が痛みます。叱るのは必要でも、手をあげる必要なんか無かったな…と」(50代女性・専業主婦)
母の愛が時に暴走してしまうこともあるかと思います。でも、一瞬考えてみてください。お尻を叩いても、オネショは治りません。
生意気を言われても、取り乱さず冷静でいて!
子どもの成長と共に、徐々に増えてくるのが口喧嘩。親に向かって言うことではないような生意気な口を叩くこともあるかもしれません。そんなとき、感情的になっていたママさんは、こう言います。
「母親として未熟だったせいか、子どもに生意気を言われたときついカッとなって怒鳴ったり、ショックで悲しくて泣いたりしたことで精神的に不安定な自分が、子どもを不安にさせてきました。
どんなときも冷静であれ、と昔のわたしに言いたいです」