最悪の新生活に!? いわくつきの“事故物件”を見分けるコツ5つ
しかし、家賃の安い部屋というのは、大抵バストイレが一緒だったり、1Rだったりと何かしらの妥協ポイントがあるものです。
ただし、中には設備も部屋の間取りもそれなりに充実しているのに、なぜか他の同じような物件と比べて家賃が格段に安いものがあります。
これには半地下で湿気が溜まりやすかったり、周囲の騒音がひどかったりといった条件がいろいろ考えられますが、悪い要因が何一つないのに家賃が安い場合は要注意 です。
そこは過去に事件があった事故物件かもしれません。家賃の安さに違和感を抱いたら、必ず業者にその理由を訊ねるようにしましょう。
●(2)事故物件検索サイトを活用する
インターネット上では、事故物件を検索できるサービスが存在します。自分が住んでいる地域、あるいはこれから住もうとしている地域に絞り込んで事故物件を検索することができます。
こうしたサービスを使ってみると実感するのですが、事故物件というのは予想以上に多い ものです。
私自身、自分が住んでいる地域の事故物件を検索したら二軒隣の物件が過去に殺人が起こった物件だったことが分かってゾッとした経験があります。
これから部屋を探すという人は事前に周辺地域を検索しておくようにしましょう。
すでに長く入居しているという方は、知らない方が幸せということもあるかもしれませんのでオススメできませんが……。
●(3)一部分だけ不自然にリフォームされている
部屋の一部だけ不自然にリフォームされている物件も要注意です。
一部のフローリングだけ妙に新しかったり、部屋の中全体は古いのにお風呂だけ妙にキレイだったり……。もしかしたら、そこは人が死んでいた場所かもしれません。
一部分だけ不自然にリフォームされていると感じたら、なぜ一部分だけなのか をきちんと業者に聞くようにしましょう。
●(4)定期借家として出している
借りて住める期間が前もって決められている“定期借家”にも注意が必要です。
上述したように、事故物件はその後一人でも入居者がいれば告知義務が発生しません。
そのため、定期借家として貸し出して、短期間で普通の物件に戻す というやり方を狙っている場合があります。●(5)不動産屋に直接聞く
これは一番手っ取り早い方法ですが、部屋を探しているときに「告知事項などありますか?」と業者の人に聞きましょう。
わざと事故物件ということを隠していた業者でも、直接聞かれてそれを否定すれば「嘘をついた」