教育上どうなの? 子どもにYouTubeを見せることへの賛否と注意点
という言葉を聞きますが、私は誰にも頼れないときや外出時どうしても泣き止まないときなどに活用してもいいのではないかと考えています。メリハリを付けた活用方法で大人も子どももストレス発散できるのなら、たまにの使用はいいのではないでしょうか?』(年中と1歳児のママ)
この他にもたくさん意見があがりましたが、多くが「本当は見せたくない……」と言っていました。
その理由は「教育上どうなの?」という動画が多すぎる ということでした。
じつは私自身もそう感じた経験が何度かあります。それは“当たりのある商品を大人買いし一気に開封する”という動画を息子が見ていたときの話です……。
(今どき何でもかんでも動画にするんですね)
確かに「どれくらいの確率で当たるのだろう」とか、そういうワクワク感はあるかもしれませんが……。
そして、この動画を見て息子が
「ママ、うちも箱でお菓子を買って当たりを当てようよ!」と言い出したのです。
そのとき、このような動画を子どもが見ていたら、金銭感覚がおかしくなり、商品を簡単に買える物だと思い込んでしまうのではないかと少し怖くなりました。
それ以来、子どもがどんな動画を見ているのか気になるようになりましたが、ずっと一緒に見ているわけにもいかないので、子どもたちだけで見せるとなると何らかの対策を取らなければならない とすごく感じました。
●子どもに動画を見せる上で気を付けたいこと
最後に、動画を見せる上で私たちができること、気を付けるべきことは、
・子ども用にアカウントを作り、視聴制限を親が決め「不適切な動画は表示しない」ことと「動画視聴時間を設定する」こと。
これを行うだけで、子どもに有害な動画はグッと少なくなります 。
しかし、簡単に制限できる反面、解除も簡単にできるので、子どもが大きくなると解除方法などを知ってしまい解除される恐れがあるので要注意です。
動画を子どもに「見せる」「見せない」の意見は分かれると思いますが、動画を利用する人は子どもに見せる以上ちゃんとした利用方法を理解して動画を視聴しましょう!
【参考リンク】
・保護者向けリソース | YouTube ヘルプ(https://support.google.com/youtube/answer/2802272)
●ライター/ページェント・いるみ(イラストライター)
「療育はお座りできるようになってから」早期療育を断られ、途方に暮れたわが家が支援に繋がるまで