アナタはどっち? “他人の子ども”を注意することへの賛否
実際、目の当たりにすると注意できないという人が多数だと思います。他人の子を注意するのって本当に難しいことですよね。
『そんな勇気はないな。このあいだ、公園で近所の子どもたちと遊んでたとき、一人がベンチに靴で上がってたの。そしたらおじいさんが寄ってきて「だめだぞ土足で」と。ついでに私を親だと思ったらしく、「こういうのはちゃんと躾ないといかん」って怒られた。私は言えないからすごいなと思ったし、なかなかそんなことできる人自体少ないよね』(30代/1歳女の子のママ)
最近は、怒らない育児が推奨されたり、少子高齢化や女性の社会進出で放置や甘やかしが増えてきたりしている感じがあります。
私自身、子どもがレストランの椅子に立っていてもママが叱らない場面を何度も目撃したことがあります。
だからこそ、雷おじさんの存在は今こそ必要 だと感じます。ママも、同世代の同じママに言われるより響く気がします。
『難しい問題。逆ギレする人がいるからなんか言いづらい感じがあるよね。出会ったことないけど、「うちの子がそんなことするはずない!」みたいな人もきっといるだろうし』(30代独身女性/会社員)
正しいことをしても、嫌な気持ちにさせられたらと思うと、二の足を踏んでしまいます。「怖いね」などと言われたら、嫌な気持ちを引きずってしまいそう。
『誰だよって思われたくない。見ず知らずの他人に注意されたらどうなんだろうなって思ってしまう』(30代/専業主婦)
勇気がいることだし、わかります。
だからこそ、“注意してくれている=向き合ってくれている”と捉えて素直に聞いてほしいですよね。
●ママの意見
『教えてくれたほうがありがたいな。悪いことは悪いことだし、自分の見えないとこでイタズラしてたらもっと嫌だから、教えてほしい』(30代/4歳男の子のママ)
『言い方によっては、ショックを受けたり恥ずかしい思いをしたりしてしまうかもしれないけど、以後気をつけるいいキッカケにもなる し、真摯に受け止めたい』(30代/3歳女の子のママ)
『わが子がしたことを知らずに帰ってしまうほうが嫌』(30代/小2男の子のママ)
それから、そもそもパン屋さんで目を離すのはありえないとの声もありました。
また、大人が駅のトイレの鏡の台に堂々とゴミを捨てていく、故意じゃないにしても足を踏んで謝らない、そういうの注意できる人になりたいと思いつつ、「うるせーな」と逆ギレされるのが怖くて言えないという声も出ました。