逆に損することも!? “住宅ローン借り換え”で失敗しないコツ
こんにちは、ママライターのましゅままです。
住宅ローンの借り換えは、住宅ローンの返済をうまく減らしていくための重要な手段。
しかし、せっかく借り換えをしたのに、やり方を間違ったために大きく損をしてしまった……なんてこともあるのです。
今回は、住宅ローンの借り換えのポイントと注意点についてご紹介します。
●住宅ローン借り換えポイント
住宅ローンは以下の条件3つを満たす方に効果が出るといわれています。
・新規借入との金利差が年1.0%以上
・借入残存期間が10年以上
・ローン残高が1,000万円以上
現在は歴史的低金利となっており、必ずしも3つの条件を満たしていなければ損、というわけではないので、現在借りている金利より安いようなら検討の余地があります。
まずは、借り換えることで経済効果がわかる、“借り換えシュミレーション”をしてみましょう。
毎月の支払いが万単位で低くなり、総支払額が数百万単位で節約できる 効果が期待できることもあります。
●住宅ローン借り換えの注意点3つ
●(1)1つの債務に対して、債務残高が500万以上ないと借り換えられない銀行もある
ペアローンで組まれている方は特に注意。銀行によっては、借り換えの際債務残高の上限を設けている ところがあるのです。
たとえば、夫が債務残高500万・妻が300万という場合、妻の残高が500万に満たないため、借り換えを断られてしまう銀行が多くなってしまうのです。
●(2)団信の補償は借入時より手厚く
借り換えをするということは団信や火災保険もすべてリセットされることになります。当然健康状態は借入時よりも懸念材料が多くなり、疾病に対する現実味も増していますよね。
金利ももちろん重要ですが、団信を借入時より手厚く、最低でも現状維持の条件 の銀行を選ぶようにしましょう。
●(3)銀行のシュミレーションを鵜呑みにしない
銀行は自分の銀行に借り入れをしてもらうために、借り入れ当初はとても安い金利を提示してきます。
しかし、当初優遇が終わったのちは前の銀行のほうがお得な金利だった、なんて事態もありうるのです。
とくに安い変動金利は、いつまでも続く保証はない ので、そのリスクも加味する必要があります。●住宅ローン借り換え体験談
『ガン特約があった銀行から、金利の安さにひかれて借り換えをしましたが、借り換え先はガン特約がありませんでした。