寿命は1週間!? 金木犀の基礎知識と花びらを使ったジャムのレシピ
朝晩、すっかり秋めいてきましたね!気持ちのよい季節になりました。こんにちは、ママライターのパピルスです!
先日、学校から帰ってきた小学生の息子が「お母さん、外がいい匂いがする!何の匂い?」と聞いてきました。
外に出てみると、すぐにわかりましたよ。これは私も大好きな香り!“金木犀”の花の香りがご近所のお庭の木から漂ってきていたのでした。
金木犀の花の香りは、秋の風物詩ですよね。少しひんやりした空気と甘い香り……最高の組み合わせです。
NHKの番組が行った視聴者アンケートによると、金木犀は育てたい花の秋部門第3位 にランクイン!
「香りが好き」「秋を告げる香り」「香りが良いので庭に植えたい」などの回答からも、その香りの良さが人気のようですね。
今回は金木犀の花の見ごろや花言葉、じつは食べることができる!?金木犀の花のジャムのレシピをご紹介します。
●金木犀の花の見ごろは?
金木犀はモクセイ科・モクセイ属の常緑性の樹木で、オレンジ色の小さな花が密集して咲くのが特徴です。
金木犀の花の開花時期は9月中旬から10月下旬 ですが、花が咲いてから散るまでの期間は意外と短くて、1週間ほどです。
中国南部が原産で、中国ではお菓子、漢方薬、お茶、お酒など食用にも用いられてきました。
●花言葉
金木犀の花言葉は、強い香りを放つ一方でその花は小さく可憐なことから「謙虚・謙遜」、また、雨などによって一斉に花びらが散ってしまうその潔さから「気高い人」、そしてその香りの良さで人を酔わせるということから「陶酔」などがあります。
どれもこれも、なかなかロマンチックですね。
●金木犀のジャム(シロップ)の簡単レシピは?
小さなオレンジの花が可憐に浮かぶ金木犀のジャム(シロップ)。意外と簡単に作れるんですよ!
【材料】
・金木犀の花びら……40g
・砂糖……350g
・水……350cc
・ブランデーやグラン・マニエなど(洋酒)……小さじ3
【作り方】
(1)まず花を摘みます。その際に小枝など他の物が混じらないように注意します。
花を摘んだらその日のうちに調理開始しましょう。
(2)花びらをザルに入れてゴミを網目からふるい落とします。(3)ボウルに水をたっぷり入れ、花を入れます。軽くかき混ぜて、ゴミを浮かせてすくいとる。
(4)ボウルから花を上げてキッチンペーパーに広げ、水気をとります。