こんにちは、ライターのyossyです。
キッチンのなかでも、魚焼きグリルの汚れを落とすのは大変ですよね。ついついピカピカにするのをあきらめて適当に掃除していると、後で大変なことに。
パナソニック電工調べ(2011)によると、 魚焼きグリルは4人に1人が「使っていない」のだそうです。理由の多くは、「掃除が面倒だから」。
キッチン掃除のなかで最も嫌な場所ランキングでも、魚焼きグリルが第1位に輝いています……。焼き魚を調理する際にも、フライパン等を使う人が増えているのだとか。
でも、「やっぱりグリルを使って焼きたい!」という人も多いでしょう。
今回は、魚焼きグリルの簡単な掃除法をご紹介します。
●(1)つけ置き&スプレー
あまり汚れていなければ湿った布やペーパーで汚れを落とすことができるのですが、しばらく放置してしまうとあっという間に油汚れと焦げがこびりついてしまいます。
食器用の中性洗剤を水で薄めたものを吹きかけて掃除する、という方法もありますが、最近よく紹介されていて人気なのが“セスキ炭酸ソーダ”を利用した掃除。
・セスキ炭酸ソーダ……小さじ1
・水……500cc
という割合で混ぜると、油汚れがよく落ちるスプレー ができます。ナチュラルクリーニングによく使われる洗剤でもありますね。
コンロ周りやレンジフードの掃除にも使え、スプレーを作る際も一度に少ししか使用しないので、一度購入すると長持ちするのがうれしいところです。
汚れがひどいところにスプレーし、そのまま放置するか、キッチンペーパーをかぶせて湿布すると汚れが浮き上がってきます。
その後、スポンジや歯ブラシなどでこすりましょう。
焦げつきがひどい網などは、重曹を入れた熱湯につけるとよく落ちるケースが多いようです。
●(2)落ちやすい素材のスポンジでこする
焦げを落とすのは大変ですが、以下のものを使うと落ちやすくなります。
・アクリルたわし(アクリル毛糸を使って手作りも可能)
・アルミホイルを丸めたもの
・メラミンスポンジ
・市販の焦げつき専用スポンジ
手軽に試せるものも多いので、やってみてください。
また、重曹は研磨作用があるため、焦げ落としにもよく使われます。水を混ぜてペースト状にして汚れがひどい箇所に塗り、しばらく経ってから落とすとなお効果的。
ただし、焦げ落としの掃除法は細かい傷がついてしまうケース もあります。