子育て情報『いつか大事故に?冬の自転車通園にはらむ危険性』

いつか大事故に?冬の自転車通園にはらむ危険性

もしも母親が気づかずにマフラーが解けてしまい、垂れ下がった状態から自転車のタイヤに絡まったら……想像したくないような事故につながってしまうかもしれません。

フードの付いたコートの紐なども、走行中何かに引っかかる危険性 があるので、可能な限り外すようにしたいですね。

●③赤ちゃんを前抱っこした状態で後部座席にもう1人乗せて走行

赤ちゃんを前抱っこしたまま自転車に乗る危険性は、各々お分かりかと思います。

しかし冬場は、寒さから赤ちゃんを守ろうとしているママが多いのでしょう。とてもよく見かけるようになりました。

子ども乗せ自転車に乗せられる人数や細かい規定は都道府県の道路交通法施行細則によって異なります。

ちなみに私の住んでいる県では、

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・16歳以上の運転者が6歳未満の者を幼児用座席に乗車させている場合又は、運転者が4歳未満の者をひも等で確実に背負っている場合2人

・運転者が、幼児二人同乗用自転車の幼児用座席に6歳未満の者2人を乗車させている場合又は、その幼児用座席に6歳未満の者1人を乗車させ、かつ、4歳未満の者1人をひも等で確実に背負っている場合3人

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引用:埼玉県道路交通法施行細則

この人数を超えて車両(ここでは自転車)を運転してはならない、という規定があります。

注目すべきは、「ひも等で確実に背負っている状態」であれば良いということです。
(注・お住まいの都道府県の法施行細則の確認が必要)

前抱っこがダメな理由としては、「運転者の視界を妨げる」や「ペダルを漕ぐ脚の動きを妨げる」 と言われており、自転車を安全に走行させる事ができないためです。

個人的には万一転倒した時の赤ちゃんへの危険もかなりあると思っています。

もし寒さに弱い赤ちゃんが心配な場合は、おんぶ紐などで確実に背負ってその上にママコートなどを着るなどして防寒する事をおすすめします。

背負っている赤ちゃんをひざ掛けのようなもので覆い、おんぶ紐の肩ベルトに引っ掛けただけで運転するのは危険ですからやめましょう。----------

いかがでしたか?

このような間違った防寒対策で危険と隣り合わせの登園をしませんよう、是非一度見直してみてくださいね。

●ライター/あしださき
●モデル/福永桃子
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