こんにちは!イラストライターのねここあんなです!
息子は1歳3か月。今となっては旦那や友人、親族に頼れるときはお願いしちゃいます。そんな、協力が欠かせない子育てをしています。
でも生まれてすぐは、「私がこの子を守るのだ!」 とそれはもう意気込んでいました。それも自分の体調が回復していないというのに…。
私は出産後の後陣痛というものに悩まされました。今回はその時私が苦労した時のお話とその時学んだことについてお話します。
出産直後“後陣痛”に苦しむ
”後陣痛” ってちょっと聞きなれない言葉ですよね。
“後陣痛”というのは、出産後子宮が元に戻ろうと収縮することで陣痛に似た痛みが起きることを言います。経産婦によくあることなので、初産婦の私はひとつも予備知識がなかったんです。
とは言え、産んですぐに痛かったわけではありません。入院中はお医者さんから処方された痛み止めも飲んでいたし、産後ハイもあってとても元気だったんです!
経過が「順調」だったからこそ、とくにお医者さんから退院後の経過についても特に何も話さず、お薬ももらいませんでした。
そして退院後、病院から車で1時間以上離れた実家へ里帰りをしました。実家に到着した後くらいから、下腹部が重い生理痛みたいに痛み 出したんです!
入院した病院から離れるということは、しばらくは診察などに行けなくなるんだとこの時初めて気がつきます。そして、どうして退院する前にもっと相談しておかなかったんだろうと、後悔しました。
頼るための里帰りなのに、ひとりずもう…
退院してようやく自分が万全な状態ではないことに気づいたわけですが、赤ちゃんは待ったなし! です。
お腹に痛みがあろうと、赤ちゃんは「お腹が空いた」と泣いて私を呼びます。
フラフラな私の原動力は「愛しい我が子のためにも頑張らなくちゃ…」 という気合でした。
ここでさらに気づいたことがあるのですが、どうやら授乳のたび後陣痛がひどくなるようなんです。授乳をすると身体が元に戻ろうとするため、その時に子宮が収縮するんだとか。
でも我が子のためにも必死で痛みに耐え、泣きながら授乳をしました。
いろんな人に頼るために帰ってきたはずの里帰りでしたが、完全に“ひとりずもう”をしていました ね。
あの時の私は余裕がないはずなのに「大丈夫!」が口癖で、自分の母親が気にかけてくれていても一人で頑張らなくちゃ。