あくまで夫婦2人にとって平等な子どもなのです。家庭は夫婦2人が従業員であり、子どもが顧客の小さな会社 と言えます。
従業員である夫婦は先輩や後輩ではなく同期です。しかし、妊娠期から子育てを始めている妻に後れを取り、産後もつい先輩である妻を怒らせないようにとビクビクしながら、妻の指示通りにしか働かない後輩系・夫が目立ちます。
早めに足並みを揃えるようにしないと、年々同期との差は開くばかり です。家庭という会社の中で、頼れる同期がいればこんなに心強いことはありません。
初めての慣れない育児を手さぐりにやっている新米ママが、パパにまで指導している余裕はないと考える人も多いようです。いま共にがんばれることが後に楽になると信じて、2人でしっかりと子育てを共有する ようにしましょう。
家庭や子育てでストレスを抱えるのは当然!
良い妻や良い母になろうとがんばりすぎていませんか?
古い時代に成り立っていた家庭像は、現代には当てはまりません。それを無理に当てはめてしまうと、経済的な苦しさを感じたり、家庭での孤独や窮屈さ、自己嫌悪感などを募らせる危険性 も。
給与がもらえるわけでもなく、社会的に地位を与えられるわけでもない子育てという大きな仕事を、妻一人が抱える必要は全くありません。
夫という子育てのパートナーと、どうすれば妻も夫も子も、家族全員が笑顔でいられるかを話し合いましょう 。妻が一人で苦しむのではなく、全員が笑顔な家庭を目指すには、家事や育児のスタイルを何度でも見直すことが大切です。
まとめ
アメリカでは、子どもが熱を出したときに仕事に出勤するような男は、人としてクズだと会社での評価が下がるそうです。
家庭という小さな規模で夫の考えを変えることはさほど難しいことではありません。まずは同期である夫としっかりと向き合い、子育ての苦労や幸せを、一緒に味わってみてはいかがでしょうか。
●文/パピマミ編集部
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