赤ちゃんのうちに始めた方がいい?早期教育のメリットや注意点とは
お子さんが生まれたら、まず気になるのが教育なのではないでしょうか。
子供の脳の成長は、赤ちゃんのうちに決まるなどという言葉を聞くと「何かしてあげられないかな?」と思ってしまうもの。
そこで今回、パピマミ編集部では、赤ちゃんのうちにできる教育についてご紹介します。
早期教育ってどういうこと?どんなことをするの?
「早期教育 」と聞くと、どのようなイメージがあるでしょうか?
早期教育とは、まだ脳の柔らかい赤ちゃんの知的好奇心を刺激し 、吸収力や順応性の高い幼いうちに教育を開始すること 。脳の活性化を促し、優秀な人間に育てよう、という考え方に基づいたものです。
一言でいえば、一般の人が習うタイミングよりも早く物事を教えることすべてが「早期教育」にあたります。
赤ちゃんとお母さんが一つの部屋に集まって学ぶ幼児教室や、英会話、リトミック、楽器演奏やスイミングなど、「お勉強系 」「芸術系 」「運動系 」と多岐にわたっています。
そもそも、やらせた方がいいのか、無理しない方がいいのか、迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
早期教育のメリットとは?注意点はある?
早期教育によって得られる効果としては、「子供の得意分野を見つけてあげられる 」「自信がつく 」という点が挙げられます。
様々な体験によって、赤ちゃんが関心を持つ発見に対して、”楽しい ”という感情の元に能力を伸ばしていくこと 。また、できることが増えていけば、成功体験を積みあげにつながり、自尊心を育てるのにも役に立つでしょう。
一方、注意した方がいいのは、「結果を求めない 」「他人と比べない 」ことです。
上手くできなかったり、投げ出してしまったりしても、他のお友達はできるのに、などと叱らないこと。他と比較して「どうしてできないの?」などと言ってしまっては、お子さんは委縮して自尊心を失うという結果につながりやすくなります。
教育の目的をもう一度考えよう
赤ちゃんのうちから教育を促す親御さんの考えとしては、「将来の選択肢を広く持てるようにしてあげたい 」という想いではないでしょうか。
であれば、見るべき点は短期的な目線の「今」ではありません。
長期的な未来を見据えた、「今」であるべきです。今、その子が上手くできなくても、単にタイミングが合わないだけかもしれません。あるいは、本当に興味がないのかもしれません。