こどもは自分の気持ちを伝えたいのに親がこどもの意見も聞かずに叱ってしまっては、こどもの心には「親から拒絶された」という想いだけが残ってしまいます。
この場合は怒れば怒るほど逆効果で、こどもはますます泣いてしまいますから、怒るというより「ママ、そんなに泣かれたらどうして良いか分からないな 」と、ストレートにいま自分は困っているんだと子どもに伝えましょう。
それでもこどもは泣き続けるかも知れませんが、少なくともこどもの心に傷をつけることは避けられます。
泣かれたらものすごく困る場所には連れて行かない、というのもひとつの方法です。いまはイヤイヤ期だから、という割り切りも必要でしょう。
お気に入りの洋服を着たがるときの対処法
イヤイヤ期は、こどものこだわりが非常に強くなる時期 でもあります。自分の所有物への執着も強くなりますので、いつも同じ服を着たがって、着替えさせようとしたら火がついたように泣き出すことも珍しくありません。
そんなときは無理に着替えさせようとはせず、洋服のまま布団に寝かせてあげてください。
完全に寝入ったなと思ったら、そこでパジャマに着替えさせれば良いのです。イヤイヤ期を上手に乗り切るには、無駄な争いを避けることも大切 です。
また、お気に入りの部屋着があるのであれば、同じ柄の物を何枚か揃えておくのも良いでしょう。
まとめ
イヤイヤ期に代表されるこどもの困った行動に対して、どのように対処すれば良いのかを考えてきました。
人生のほんのわずかな時期とはいえ、イヤイヤ期真っ最中のこどもを持つ親御さんの大変さは想像を絶します。しかし、イヤイヤ期は永遠に続くわけではありません。
いつか必ず終わるときが来ます。そのことをいつも忘れずに、お子さんに接してあげてください。
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