書くコミュニケーション! 家庭で「ホワイトボード」を使うメリット5つ

こんにちは。日本の少子化対策には“家族力”の強化が鍵だと常々考えているライターりょんぺいです。
さて、もうすぐ春、お子さんの新しい環境が始まる季節です。
この機会にお子さんの学習環境を一工夫したい!そうお考えの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、家族の中心にホワイトボードを設置する魅力についてご紹介します。
●“書くこと”の大切さ
住宅総合コンサルティング会社を設立し、お子さんがいる住まいを研究している四十万靖さんも、著書『頭のよい子の家にはなぜホワイトボードがあるのか』の中で、有名進学校に通ったり、家庭学習の習慣がしっかりついていたりするお子さんの特徴に“家族間のコミュニケーションがとれている”ことを挙げています。
「わが家はみんなおしゃべりでコミュニケーションは取れているから必要ないわ」そうお考えの方こそ知っていただきたいのが、ホワイトボードならではの“書く”という作業の効果 です。
四十万さんは前述の著書でも、“書くこと”は“話すこと”に比べ、視覚で伝えることができ、書いたものが残るのでしばらくたってから伝えたかったことの意図を改めて理解できる、より効果的なコミュニケーションであると述べています。
他にも、自分で書くという動作を伴った文章は、反射的に出てしまった言葉にはない、熟考した言葉を相手に伝えることになるので、思いやりの心を育むことができると筆者は考えています。
この“書くこと”のコミュニケーションをらくがきのような感覚でサッと行動にうつせることが家族の中心にホワイトボードを活用するメリットとなります。
リビングや冷蔵庫の扉など家族全員が目にする場所にホワイトボードを置くだけで今まで以上に家族のコミュニケーションが取れるようになります 。
筆者も長男が小学校に入学することをきっかけに、ダイニングテーブルの横の壁に90×120cmのホワイトボードを設置いたしました。
きっかけは、それまで使っていたホワイトボードタイプのカレンダーに書くことが多くなったため、いっそ大きなホワイトボードを設置しようと考えたからでした。
子どもの学力向上に効果があるか……については正直なところ具体的な効果はまだ見えません。
ただ、家族のコミュニケーションアップという点では著しい効果をいくつも感じることができましたのでご紹介します。●ホワイトボードを家族で使うメリット5つ
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