おやつ選びも関係アリ!? 原因別にわかる「子どもの虫歯」予防法4つ
自分の子どもに甘いものをあげるときも、常に甘いものが口の中に残り続けないようなもの を選んで与えるようにしています』(神奈川県/30代歯科衛生士)
●(3)第三の輪『菌』
言わずと知れた虫歯の原因菌、『ミュータンス菌』。
どんな人のお口の中にも存在しますが、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはまだこの菌はいません。
主にママやパパなどと食器を共有したり、キスなどの接触によってだんだんと赤ちゃんに菌がうつっていきます。
お口の中の常在菌のバランスはだいたい3歳くらいまでに決まる と言われているので、この時期まで食器の共有やちゅーに気をつけましょう!
『コップやフォーク、スプーンといった食器類の共有には特に気をつけています。ミュータンス菌だけでなく、歯周病菌もうつってしまいますよ』(愛知県/歯科医師)
●(4)第四の輪『歯質』
家系的に虫歯が多い、という場合は歯質といって歯の強さが遺伝的に若干弱い場合もあります。
しかし、上記の3つに気をつけるだけでなく歯磨きをしっかりしたり定期的に歯医者へ通ってフッ素を塗ったりすることで随分と虫歯リスクが下がります。
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私も実際に歯科医師として活躍していらっしゃる先生方のお子さんには虫歯が少ない!というのを何回も目の当たりにしてきました。
4つの輪を意識しながら地道に気をつけていくことでお子さんの虫歯リスクは格段に減らせますよ!
【参考リンク】
・しまだ歯科こども歯科クリニック(http://www.shimada-dc.com/caries.html)
・歯とお口のことなら何でも分かるテーマパーク8020(http://www.jda.or.jp/park/)
●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)