2016年4月1日 19:00
そんなにキケンなの!? ロキソニンに含まれる成分の「重大な副作用」とは
は存在する
今回追加された副作用のみが重要であるかのように誤解している人もいるようです。でも、改めて「使用上の注意」を読むと、ほかにも重大な副作用は存在します 。
『ロキソニンS』『ロキソニンSプラス』(第一三共)の使用上の注意をみると、改訂前から、
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まれに消化管出血(血を吐く、吐き気・嘔吐、腹痛、黒いタール状の便、血便等があらわれる)、消化管穿孔(消化管に穴があくこと。吐き気・嘔吐、激しい腹痛等があらわれる)の重篤な症状が起こることがあります
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という文言が記載されていました。
※現在は、それに『小腸・大腸の狭窄・閉塞(吐き気・嘔吐、腹痛、腹部膨満等があらわれる)』の文言も追加されています。
もともとこういった副作用の存在を知らなかったという人は、しっかりと確認しておきたいですね。
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ロキソプロフェンナトリウムに限らず、薬には副作用や用法・容量の記載が細かくなされています。きちんと読んでおけば、何かあった際にも「もしかして……」とすぐに気づくことができるのです。
これを機に、しっかり使用上の注意を読む癖をつけたいですね。
なお、今回の副作用の件を受けて、健康上の不安が思い当たるときは、医師や薬剤師に相談することをオススメします。
また、激しい腹痛や嘔吐・吐き気、お腹の張りなどの症状が出た場合にはすぐに病院に行きましょう。
【参考リンク】
・ロキソプロフェンナトリウム水和物(医療用)(経口剤)の「使用上の注意」の改訂について | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PDF)(https://www.pmda.go.jp/files/000210850.pdf)
●ライター/yossy(フリーライター)
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