子育て情報『年長・小1はコレが効く! 5〜6歳の子どもの「やる気アップ術」3つ』

年長・小1はコレが効く! 5〜6歳の子どもの「やる気アップ術」3つ

年長・小1はコレが効く! 5〜6歳の子どもの「やる気アップ術」3つ

こんにちは。教育コンサルタントの佐藤理香です。

各地で入園式や入学式も行われ、いよいよ新生活がスタートしましたね。1学年進級したお子様も、新たな気持ちで新学期を迎えていると思います。

新学期は、親も子どもも“新しい生活がスタートする”という真新しい気持ちになります。

4月はこれまでの生活やスタイルを見直す大チャンス!特に小学校に入学したばかりの新1年生、来年小学校にあがる年長さんにとっては、がんばり時の1年です。

そこで今回は、教育アナリスト・清水克彦氏の著書『よい親ダメ親ふつうの親』を参考に、チャイルドコーチングアドバイザーの視点から、5〜6歳のお子様にやる気をもって行動してもらうコツを3つお伝えします。

●(1)自分で決めさせる!

年長さんや1年生は、子どもにとっては憧れの年次 です。


本人たちは「園では一番上のクラスのお兄さん!」「私はもう小学生のお姉さん!」だと思っています。

さらに、園や学校でも「もう年長さんですよ」「もう幼稚園児ではありませんよ」と、少しだけ大人扱いをされるというケースも増えてきます。

この年齢になると、理屈が通用するようになり、責任感もしっかり芽生えています。そのため、頭ごなしに押し付けられたり、いろいろと言われたりすると反発することが多くなります。

たとえば、こんなコミュニケーションをとっていませんか?

「○○やりなさい!」→NG

忙しかったり、やってほしいのにやってない状況にあると、つい言いがちなセリフです。

多くの場合、このように言ってもすんなり事ははこびません。そんなときは、次のように子どもに決めさせてみてください。

○○と□□、どっちからやる?→GOOD

清水氏もこの年齢特有の『小1プロブレム』 の問題を取り上げる中で、学校の規則を守れないなどの子どもの問題行動の背景には主体性の欠如があると指摘しています。


主体性をつけるために大切だと説いているのが“子ども自身にルールを作らせ、決めさせること” なのです。

子どもに“自分で”決めさせれば、納得してやりますし、何より自分で決めたことをやりとげるという忍耐力、やり遂げたときの達成感は自信につながりますよ。

●(2)できたところを認める!「自分で何でもできる!」「自分で何でもやりたい!」と思っている5、6歳児。日々、さまざまなことにチャレンジしていると思います。

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