セルフトークで前向きに! ママが「短時間で気持ちを楽にする」コツ
【ママからのご相談】
3歳の女の子、1歳の男の子のママです。毎日の育児に追われて疲れているのか、最近掃除できてない……園ママは完璧にこなしているのに……と自己嫌悪しがちです。
もう少し明るく前向きに過ごしたいのですが、 育児の合間に取り組める方法はありますか。
●A. 短時間で効果があるセラピーを紹介します。
こんにちは、遊びと学びの専門家大根はじめです。
毎日の育児で忙しいと、あれもできていないこれもできていないと自己嫌悪しがちですね。かくいう私も忙しさにかまけて部屋は荒れ放題になりがちです。
弥永英晃さんの著書『1分でラクになる心の薬箱』から、私が取り組んで楽になった簡単な方法をご紹介します。
●まずは自分にポジティブな言葉をかけてみましょう
うまくいかないとき、ついつい「だから自分はだめなんだ……」と心の中でつぶやいてしまうことはありませんか?
心理学ではそれを『自己トーク(セルフトーク)』 と言うそうです。自分で自分にマイナスな言葉を浴びせていることになるので、これは苦しいですね。
『1分でラクになる心の薬箱』では、ポジティブな声がけを自分にするように勧めています。
電気のスイッチを入れるような感覚 で、自分に「ありがとう」「頑張っているね」「自分のことを大切にいたわります」などのポジティブな言葉がけをすると気持ちが上向いてきます。
私は実際に、電気のスイッチを入れるときや消すときに心の中でポジティブなセルフトークをするようにしています。
電気のスイッチを触らない日はないので習慣化できて良いですよ。
●自分を褒める癖をつけましょう
できれば自分を褒める癖をつけるのも良いでしょう。とはいっても照れくさいですよね。
自己嫌悪に陥りがちな人は特に真面目で、いきなり自分で自分を褒めることを気恥ずかしく感じることも少なくないと思います。
特に大変な家事育児などを誰も褒めてくれなくて苦しいときも少なくないですが、まずは自分が褒めてあげることですっきりします。
他人が褒めてくれない、認めてくれないと思うと苦しくなります。
『1分でラクになる心の薬箱』でも、自分の応援団は自分一人きりで大丈夫と知ると楽になる と指摘しています。私もこのセラピーを試してみました。とりあえず朝起きたら「今日も起きたーがんばった!」と毎朝褒めています。
人を褒めるのも以前より上手になってきたように思います。