子育て情報『ガラケーより成績悪化? ママが知るべき「中高生のスマホ利用」の実態』

ガラケーより成績悪化? ママが知るべき「中高生のスマホ利用」の実態

・「健康異変(視力低下など)」

【インターネットに関する影響】
・「課金したことがある」
・「ネットトラブル(ケンカなど)」
・「面識がない人とLINEやメール」
・「ネットで知り合った人と実際に会ったことがある」
・「有害サイト」
・「ネットで知り合った人と交際したことがある」

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例えば「12時より遅く寝る」という項目については、携帯電話をもっていない子16.8%、ガラケーユーザー19.8%に対し、スマホユーザー52.7%が当てはまると回答しています。

スマホを持っているから夜更かしになるのか、もともと夜更かしをする子の多くがスマホを持っているのかははっきりしませんが、気になる結果です。

また、「1日3時間以上使用」という項目に当てはまると回答したガラケーユーザーが10.6%だったのに対し、スマホユーザーは44.8%と約4倍 もの差がついています。上記の「12時より遅く寝る」という項目との相関関係がありそうですね。

「ネットトラブル(ケンカなど)」についても、ガラケーユーザーの9.7%に対してスマホユーザーは28.2%と3倍もの差があります。

上記の結果を見ると、同じ“携帯電話”のくくりにあってもガラケーとスマホでは子どもに与える影響力は大きく違うと言わざるを得ないのではないでしょうか。

「勉強に自信がない」という項目がありますが、前年度の同じアンケートで「勉強に自信がある」という調査項目がありましたので、合わせてご紹介します。

【勉強に自信がない(平成27年度調査)】
・携帯電話不所持……12.3%
・ガラケー……11.5%
・スマホ……25.5%

【勉強に自信がある(平成26年度調査)】
・携帯電話不所持・・・45.7%
・ガラケー・・・39.7%
・スマホ・・・19.1%

中高生が保護者にスマホを購入してもらう際の説得話法に、「テスト勉強にスマホが便利だ」ということを言う場合があるそうですが、この結果を見る限り、スマホの所持がテスト勉強に有利に働いているかと言うと疑問 です。


スマホは便利ですが、危機管理能力や自己コントロール能力が未熟な中高生が適切に使いこなすには、難しいツールであることも確かなようです。機能の上では使いこなせていても、自分をコントロールしたり、危険を回避することが難しいのです。

●スマホ利用のコントロールがカギ

このアンケート調査は中高生自身でアンケート項目を考えたというところが興味深いですね。

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