簡単時短テク! 賢いママは活用している「システム家事」のポイント3つ
例えば、
・歯磨きついでに洗面所の鏡や洗面台を拭く
・玄関近くを通ったら、ついでに靴をしまう
・ごみ出しついでに、玄関をひと掃き
・電子レンジ、コンロは使ったついでにひと拭き
・階段の上り下りのついでにモップでホコリ取り
このような“ついで掃除”を習慣化してしまいましょう。すると、汚れがひどい状態になる前に毎日“ついで掃除”しているので、休日に膨大な箇所の掃除をする必要がなくなります 。
比較的時間の取れる休日は、平日の間にフォローしきれなかった部分を重点的に掃除します。これだけで掃除がうんと楽になり、ご友人のように家中がキレイになりますよ。
●(3)家事は正しいフォームで行うべし
同書の中で、毎田さんが提唱している重要なポイントをもう一つご紹介したいと思います。それは、家事を“正しいフォーム”で行う ということ。
スポーツの上達に正しいフォームの習得が欠かせないように、家事の効率化・システム化には家事をする際の正しいフォームの習得が欠かせません。
家事の“正しいフォーム”といっても、スポーツのように何度も練習して身につけるような難易度の高いものではなく、一度知ってしまえば自然と体が動くようなシンプルかつ効率的なフォームです。
以下に具体例を挙げます。
1.四角い場所は直線で拭く。そして必ず一方向に拭いていき、戻らないように
2.滴のようにたれている汚れは、下から上に拭く
3.ホコリ取りは、高い場所から順番に。2階建てなら2階から掃除を始めるとよい
4.掃除機は軽く使うこと。片手で軽く持ち、吸込口をゆっくりと「前、後ろ、後ろ」の三拍子で静かに動かす
このような正しいフォームを身につけることで、効率よく家中がお掃除できます。休日の“きちんと掃除”の日には、これらを使って掃除をすればいいのです。
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いかがでしたか?
「いつもキレイな状態で快適に暮らしたい……」という願いを叶えることは、そう難しいことではないことがお分かりいただけたと思います。
“ついで掃除”を積み重ねておくことで、急な来客があっても慌てることはありません。
私自身も実際に参考にして、“ついで掃除”がだいぶ身についてきました。慣れてくると、“何も考えずに自然と掃除している” という感じになるため、全く苦になりません。
洗面所や階段など、家の中がいつもキレイなのはとても気持ちがいいものです。