関係が最悪に! 子どもの担任の先生にしてはいけない「NG言動」5つ
【ママからのご相談】
新学期が始まり子どものクラスの先生も変わりました。去年の先生とは関係が最悪だったので、今年の先生とはうまくやっていきたいなと思っています。
どうすればいいでしょうか?
●A. うまくやろうとするよりも、先生に対してやらないほうがいいことを心得ておく。
こんにちは。ライターのakiです。
新しい年度が始まり、心機一転新しい生活をお子さまも親御さんも過ごされていることでしょう。
先生と仲良くされるのはとてもいいことですし、そういった気持ちはとても大切だと思います。
今回は、仲良くする方法というよりも、これだけは踏み込まないほうがいい と思われる“担任の先生にやらないほうがいいこと”を実際の教員の方のアンケートをもとに紹介してみます。
●担任の先生にやらないほうがいいこと
●(1)先生の悪口を子どもに言う
『自分の悪口が言われているのは薄々わかります。「今年の先生はハズレだ」「ベテランじゃないから気を使う必要がない」など子どもたちが平気で話してきます。きっと家で親がそう言ってるんでしょうね。具体的に言わなくとも態度に出してくる子もいますし、悲しい限りです』(男性中学教員)
親の悪口は、そのまま子どもに伝染します。親が担任の先生を嫌えば、子どもも自然とマイナス感情になってしまいます。
そうなると先生と子どもの信頼関係が損なわれますし、クラスの雰囲気もなんだかネガティブなものになります。
確かに、この先生どうかな?と思われる場合もあるかもしれません。けれども、それをわざわざ子どもの前で言うのは得策ではありません。
親がいまいちと思う先生も、子どもから見たらいい先生 というパターンも多いです。
先生と毎日過ごす子どものことを考えて、ネガティブな話やイメージを子どもに植えつけないようにしましょう。
●(2)他のクラスの先生に相談に行く
『自分のクラスのある生徒と揉めたときに、後日その母親が隣のクラスの担任に相談をしていた。自分を飛び越えて教頭や校長先生に相談されるのも嫌だけど、同じ学年のわざわざ別のクラスの先生に相談されると一番自尊心を傷つけられます』(男性中学教員)
まずは、いかなる理由があろうとも担任の先生を通して質問や相談をするべきです。学校においては、担任の先生がお子さんの責任を担っている第一人者だからです。
当事者を飛び越えていきなり関係のない第三者の先生に相談をしても、解決するどころか担任の先生との溝が深まるばかり です。