カルシウム不足が心配! 子どもの「牛乳嫌い」を克服させた体験談5つ
あとは、凍らせたフルーツと牛乳でスムージーにしたり。フレンチトーストもよく作ります。なんやかんや言ってこれでわが家は1日1本牛乳を消費している のできちんとカルシウムは摂取できているのではと思っています』(11歳・9歳・女の子ママ)
●(4)味付きストローを使わせる
『ストローの中にフレーバー付きの粉末が入っていて、それで牛乳を飲んだらチョコやストロベリーやバナナ味に変わるという市販のシッパーやミラクルストローを使っています。給食によくついてくるミルメークも通販で買ったりしてなんとか飲ませています』(12歳・男の子ママ)
●(5)乳搾り体験をさせる
『牧場へ行って乳搾り体験をさせました 。そのときの本場のさらりとした搾りたてミルクを飲んでからなんとなく牛乳が好きになったみたいです』(10歳・女の子ママ)
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おそらく、牛乳が苦手なお子さんの主な原因は牛乳独特の“匂い”にあるように思われます。
その匂いを感じないように、他の食材やフレーバーと混ぜたり工夫をするとたくさん摂取できるようです。
そのほかにも、喉が乾いてるときに飲ませたり本場の味を体験させてみたりと、方法はさまざまです。
このようにいろいろと工夫をしてみると飲まず嫌いを克服できるのかもしれません。
●カルシウムを多く含む食品を知ろう
また、牛乳以上にカルシウムの多い食品もたくさんあります。中には何をやっても牛乳を口にしない一切飲まない、という頑ななお子様もいるかもしれません。そのような場合は無理に飲ませても逆効果です。
時期を見て、それまでは牛乳の代わりとなるカルシウム食材 を摂取するようにするといいでしょう。牛乳以上にカルシウムが含まれている主な食品を挙げてみましょう。
【カルシウムの多い食品例(※食品100gに対しての含有量)】
・牛乳……100mg
・桜えび……690mg
・プロセスチーズ……630mg
・いかなご……500mg
・あゆ……480mg
・ししゃも……350mg
・厚揚げ……240mg
・しらす干し……210mg
・大根の葉……220mg
・かぶの葉……190mg
・小松菜……150mg
カルシウム=牛乳と思いがちですが、こうして見ると普段私たちが食べている食材にもたくさんカルシウムが含まれていますね。
しらすご飯、小松菜と揚げの煮物、桜えびとチーズのお好み焼き……など子どもたちが好きそうなメニューもたくさん作れそうです。