ビデオ判定しろ!? 運動会で保護者が見せた驚きの行動3選
子どもたちの晴れ舞台である運動会。
仕事が忙しく、子どもの姿をあまり見られないお父さん・お母さんたちにとっても楽しみなイベントではないでしょうか。
最近では、徒競走で順位を付けない、騎馬戦や棒倒しなど危険な競技の廃止など、 争いを好まない雰囲気への変化も見られます。
そんな中、子どもたち以上に注目を集めているのが、ついつい熱くなってしまう親たちの姿 。
保護者の「絶対に失敗できない」という思いが見せる行動力の数々を紹介したいと思います。
●保護者が見せる驚きの運動会事情
●(1)写真撮影に業者を使う
『子どもの姿を直接目に焼き付けたいので、自分で写真を撮る余裕はありません。とはいえ後から子どもの姿は見返したいですし、祖父母にも見せたいので、業者に頼んでいます』(8歳男の子のママ)
子どもの姿を写真におさめようと、大きな一眼レフと三脚を持ち込んで運動会にのぞむという保護者もいますよね。
しかし、いくら準備したとはいえ撮影に関しては素人。
後から確認すると撮れていなかったということもあります。
そこで利用されているのが、出張で運動会の撮影を請け負ってくれる業者 の存在です。
写真はもちろん、動画をDVDにして作成してくれるところもあるなど、子を思う親たちのニーズに細かく対応してくれるでしょう。
●(2)チャレンジ制度
『徒競走のとき、「行けー!」と言って激しい応援をしているお父さんがいたんですが、その人の子どもがどうやら僅差の2着だったらしくて……。保護者席から出て行ったかと思うと、先生に向かって「ビデオで撮ってるだろ!見返して再判定しろ!」って言うんです。真剣勝負も大切だとは思いますが、さすがにそれはやりすぎだと思いました』(10歳女の子のママ)
メジャーリーグなどで採用されている“チャレンジ制度”。審判の判定に納得いかない場合、ビデオ判定による再判定を求めることができます。
ギリギリのせめぎ合いをするプロの世界ならまだしも、子どもたちの運動会でそれを要求するのは少しやりすぎのようにも思えます。
不可解な判定が競技を冷めさせてしまうということもあるかもしれませんが、大半は子どもたちの方が「お父さんもうやめて……」 という表情をしているものです。●(3)整理券の配布
『うちの小学校では毎年、運動会の場所取りが激しく、夜が明けないうちから並ぶ人も珍しくありませんでした。