子育て情報『忍者修行で効果バツグン? 集合住宅で効果的な“子どもの騒音”対策5つ』

忍者修行で効果バツグン? 集合住宅で効果的な“子どもの騒音”対策5つ

より詳しくお聞きしたところ、一番上のお子さんが小学校に入学されたことをきっかけに 改めてごあいさつをするようにしたとのことでした。

集合住宅ではお引越しなどで住民が入れ替わることもありますが、それでも自分たちがうるさくするとどういう方にご迷惑がかかるかをきちんと理解させるため に、お子さんと一緒にごあいさつに行くのが重要とのことです。

●(4)ピアノの練習可能時間を事前に取り決め

『マンションの同じフロアの方とミーティングの時間があったのでピアノの練習時間について詳しく取り決めをしました。朝は8時以降に練習する、夕方は19時半までなどです。子どものピアノだけでなく、ダンスを習っているご家庭もあったので生活音以上の音が出てしまう時間帯を一同で共有できたのは良かったです 』(40代女の子ママ)

きっかけは災害時の対応などをマンション全体の住民で話し合う機会があり、同じフロアの方同士一堂に会することがあったので日頃気になっていたことも話し合ったとのことでした。直接、みんなで相談しあったというのが良いですね。

●(5)役者を派遣する

『小1と年中の兄弟があまりにうるさく、毎日叱ったり注意してもまったく効果がなかったので息子たちが会ったことのないマンションの知り合いに演技をして注意してもらいました。ある日突然ピンポンとやってきて、子どもと母親とに注意をするというものです。


親でない、同じマンション内の大人に注意を受けたということで子どもたちもハッとしたようです。後日私も演技をしてくれた方のご家族の元に女優として注意しにいきました』(30代兄弟ママ)

お母様が騒がしいと悩んでいるシチュエーションを事前に相談し、子どもたちにとって図星になるような具体例を出してもらいながら注意するようにお願いしたそうです。

「16時くらいに子ども2人が家の中を走り回っている音がとてもよく聞こえて、困っているので家の中では走らないようにしてもらいたい」というように。子どもたちが恐縮しすぎないように、叱るというより注意するテンション とのことでした。

事前に具体的な打ち合わせをすることが肝心のようです。同じマンション内に住んでいる人、子どもにとっては見たことがある人というのもリアリティがあってよいのかもしれませんね。----------

集合住宅内での隣人トラブルについては、騒音に限らず、気になっていても直接は言いづらい、またどの家庭かは特定できないため注意できないという状況があるかと思います。

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