子育て情報『約8割が経験してる!? 雨の日の“身の回りの危険”ランキングと安全対策』

約8割が経験してる!? 雨の日の“身の回りの危険”ランキングと安全対策

●自転車

・事例ア……降雨時に自転車に乗っていて、坂道でブレーキが効かなくなり、スリップしたのちに転倒し、大きな岩に顔面をぶつけて救急車で運ばれた

・事例イ……前方から来る車のライトのせいで前にいる人に気付かなかった

自転車で最も多かったのは、「走行中、スリップして転倒した、転倒しそうになった」 です。

雨の日に自転車に乗ることは避けたいですが、外出先で雨に降られてしまって……など、どうしてもということがあると思います。

事例アは典型的な雨の日の自転車事故です。自転車のタイヤが雨道でスリップしてしまって、ブレーキがきかなくなってしまうこともあります。

雨道を走行する場合は、必要以上にスピードを落として走る、坂道は手で押して歩くなど、時間はかかっても対策を講じるとよいでしょう。

事例イもよくあることです。自転車が歩行者をひいてしまって賠償責任を課せられたというケースが増えています。

子どもが自転車に乗る場合も例外ではありません。
子どもには家庭で定期的にルールを確認する機会があるとよいと思います。

一緒に夜道の自転車走行をして安全指導する、雨の日は自転車に乗らない、やむを得ず乗る場合も傘さし運転は絶対にしない、夕方以降はライトをつける、ヘルメットは必ず着用するなど、法令ルールも合わせて安全に走行させたいものですね。

【参考文献】
・ヒヤリ・ハット調査 「降雨時の身の回りの危険」 | 東京都生活文化局消費生活部(PDF)(https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/hiyarihat/documents/report_rainy.pdf)

●ライター/佐藤理香(株)
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