最後に笑ったのはいつ? 夫婦仲を改善するために心がけたいコト5つ
●(4)噂話・愚痴・悪口の軽減
男女ともに、“噂話・愚痴・悪口”は言います。夫婦間であればパートナーに聞いてもらって発散させたいですよね。これはあっても問題はありません。
しかし、聞く側にとってネガティブな話は、嫌な気持ちに同調しなくてはいけません。そのため、「話したくない」と思わせてしまう話題 でもあります。
人によっては「またこの話。いい加減にしてほしい」とか、「時間の無駄だ」と感じてしまいます。
だから、軽減することが重要です。
少ない回数で短めの話なら、聞く気持ちも湧いてきます。“長々クドクド”が良くないのです。
パートナーから話を聞いてもらうだけで、心の中でモヤモヤしていたものが軽くなるのは事実です。
でも、“長々クドクド”しないように注意しましょう。
●(5)足先を相手に向けて話す
身体表現の中に“話をするときは相手に足先を向ける”というものがあります。興味のある相手には体ごとそちらに向けて話をするもの なのです。
きっと気づいていない方がいらっしゃるかもしれませんが、興味のある人や物に対しては、体ごと動きます。
好きな人との会話や、自分の興味ある話のときは、前のめりになって話をするのと同じ意味合いです。
だから、話をするときは相手に足先を向けるようにして話してあげましょう。
話をしているのになんか違和感があるという場合、足先がこちらに向いていないということもよくあります。その辺にも気を配ってみてください。
●おわりに
夫婦仲が良いと、生活が楽しく感じます。それに気持ちが落ち着き、相手に信頼をおけるようにもなり、笑顔が自然と増えます。
また、仲が良い夫婦は子どもにも良い影響を与えると言われています。子どもの心が安定するので、発達段階の子どもにとってはとても良いのです。
夫婦仲が良いと自分たちの気持ちも穏やかになり、相乗効果で他の物事も良くなっていきます。
夫婦関係を今以上に良くするためには、身体言語にちょっとでも注意しましょう。それだけで相手の気持ちを理解することができるようになります。
【参考文献】
・『とっさのしぐさで本音を見抜く』トルステン・ハーフェナー(著)
●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)